東京 2 10 tamito(詩と小説) 2015年2月18日 09:43 【詩】口笛を吹いて歩く人がいて口笛を吹いていないことに気づく口笛を吹く心持ちと吹かない心持ち誰も口笛を吹かないこの街で彼女は唇をとがらせそっと息を送りかすかに音符を奏でてみる半径1.5メートルの空気をふるわせ前をゆく人が振り返る表情のない顔で舞う雪が口笛を含んでゆらり落ちアスファルトに溶けて街に染み込んだtamito作品一覧へ #詩 ダウンロード copy #詩 10 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート