正しくまっ直ぐな線 7 tamito(詩と小説) 2014年8月11日 09:05 【詩】思いがけず風に鳴るいつかの鈴に描くその先にどんな色を置こうか地上に映る星を左目で眺めながら正しくまっ直ぐな線を右目が語る幾層にも織り重なる音のなかから選んだふたつの符が夜に溶けあい言葉のない国のことを思いながら闇の向こう光る羽に焦点が重なる悪戯な妖精を退け狡猾な猿を追い暗と闇の境界にそっと息づいては小さな発光に手を差しだしていま正しくまっ直ぐな線を引いてゆくtamito作品一覧へ #詩 ダウンロード copy #詩 7 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート