慈雨を乞う 18 tamito(詩と小説) 2016年3月1日 09:55 【詩】 何年も使い続けたマグカップにひびが入っていることに気づき胸の奥がキンと冷えるシンク前取っ手を持つ親指の伸びた爪が情けなさに乗じて窓の外を見る広がる清廉な空に不器用な心根いつだって天気は気持ちに遠いこんな日はシトシトと春の慈雨草木の静けさに重ねたい火曜日 tamito作品一覧へ #詩 ダウンロード copy #詩 18 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート