野菜を摂る 20 tamito(詩と小説) 2016年2月8日 19:36 【詩】 もうだめだと何度 言いそうになって彼女は喉元にひっかかった言葉 無理やり飲み込む残業のあと電車のつり革 夕食メニュー考え好きでもない野菜 どう摂ろうか検索かけるいつまでも連絡来ない人 メッセージ探して目の前 空いた席気づかず隣のつり革に譲る誰のためでもないはずの時間 馴染めず一人いつまでも宙ぶらりんな 影ひきずって歩く野菜は煮たほうが食べやすい 夕食が決まりいつものスーパーへと 改札を抜けて彼女は tamito作品一覧へ #詩 ダウンロード copy #詩 20 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート