〈青春の裁き〉 11 tamito(詩と小説) 2016年4月2日 15:19 【詩】 グレイスケール158 に均一な曇り空が時が止まったかのよう朝から頭上覆う92分電車にゆられ78.6キロ南西目指し終着駅には空よりなお濃度高い海の色目的も目あても拠りどころもなくただ23歳の山本陽子も来たのではないかと〈青春の裁き〉を受けにひとり道行きそんな時を超えた幻影追いかけて古都まだ肌寒い切通し越えてくる風に凍えどこまでも気持ち追いつかない天候に桜、この人の心映す妖しい花を見あげ tamito作品一覧へ #詩 ダウンロード copy #詩 11 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート