若葉の頃 19 tamito(詩と小説) 2016年5月2日 09:02 【詩】 小さな盆地だったから少し高い山に登ると街を一望できたこんなにも狭い世界で彼らはさまざまな悩みを抱えながら人生で最良の日々を過ごした彼らが発していたひかりはこの五月の若葉にもひとしい風に吹かれるたびにきらめいてこころの弾みが体躯を突き抜けるいま五月の風に吹かれて僕らのこころはあんなにも弾まないかもしれない、ただその美しさは知っている若葉の頃のひかりの色と若葉の頃の風の匂いと若葉の頃の胸の高鳴りと tamito作品一覧へ #詩 ダウンロード copy #詩 19 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート