今日は少し空が高い 15 tamito(詩と小説) 2016年3月29日 12:34 【詩】 口が裂けても言えない言葉があるけれど大声で叫びたいときがあるおだやかな風が吹き迸りをなだめかなしみの雨が降り動悸を抑える幾重にも衣まとい気づかれぬよう表層を均す会話のした閉じこめるそうして何年何十年と日常を重ね空が海が草木が街が色褪せてゆく背中に鞭を打たれぬよう黙りこむこの隷属からの libertyを希求していつか言えない言葉を解き放つ日 今日は少し空が高い tamito作品一覧へ #詩 ダウンロード copy #詩 15 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート