交差点

【詩】

交差点に立っていると

いろんな人生が通りすぎる

幸せそうだったり

淋し気だったり

それぞれが、それぞれの休日を連れて歩む


僕は少年と共にそれを眺める

少年には何が見えるだろうか

少年には何が見えないだろうか

僕と少年はあまりに遠く離れてしまったから

網膜に映る光景さえ異なる

少年の瞳に映るこの国の未来は明るいだろうか


tamito

作品一覧

#詩

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?