擬態 8 tamito(詩と小説) 2014年5月13日 08:42 【詩】編んだ途端ほつれてゆく言葉に切れはし当て繕う自分がいて本当を語らぬ臆病さ押し込め僕らは生きているふりをする通りゆくヒトの形したモノに吐き気するほどの違和感覚え闘わずして受け入れもせず僕らは見てみぬふりをする最終電車の喧騒に惑い悪意が言の葉に乗り漂いもの言わぬ善意の頬殴っても僕らは聞こえぬふりをする生きるふりする僕らの内に真実と偽りが双生児のよう育まれそして奇声を発しヒトの形したモノが生まれるtamito作品一覧へ #詩 ダウンロード copy #詩 8 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート