デタラメな詩

【詩】

 

デタラメな配置がまんできず

ひとり並べなおす土曜の午後

そんなこと誰も望んでいない

余計なことと投げられる視線

 

デタラメに歩んできた半生を

いまになって取り戻そうと道

変えることなどできないただ

正直にいたいとただいまさら

 

デタラメに過ごすきみたちに

伝える言葉はなんにもなくて

なんにもない自分紛らすよう

言葉、書いては散らしている

 

デタラメな歌が通りに溢れて

デタラメな振りで踊っている

僕のデタラメに似た君たちの

デタラメがまた街に息づいて

明日という日を信じてる誰も

 

tamito

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#詩

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