359回目の夕陽

【詩】

今年359回目の夕陽が

富士の右裾に沈んでゆく

高いビルが増えていつか

この街から見えにくくなった

大地の自転 落日の光景

カレンダーの日付がまた1日

過去へと流れさる

時は止まることなく刻み続ける

留まる者を置き去りにして


tamito

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#詩

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