月の呼吸 17 tamito(詩と小説) 2016年11月25日 18:54 【詩】 ついこないだまで半袖着ていた気がしてきみが振り返ると吸い込まれるよう過去に流されいまぼくはどこに立っているのだろうかととても淋しい気持ちが引き潮のよう足下をさらう あしたぼくが踏み出す一歩に見知らぬ誰かがよろこんでくれるといいなと願いながら引いたり寄せたりする波の狭間にあって月の呼吸が時を歪めておどける様を見ている tamito作品一覧へ #詩 ダウンロード copy #詩 17 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート