誰もみな夢をみる

【詩】

 

空を見あげすぎて潰えたノゾミが

雨粒になってあなたに降りそそぐ

傘を持たない人の心は頑なでただ

守ること知らず真の在りかを知る

剥きだしで傷だらけの言葉を語り

笑顔の下子供のような泣きべそに

鏡を割り続けてまた空を見あげる

青空ならまた明日曇りなら昨日へ

答えなんて天気のように気紛れで

だから諦めない誰もみな夢をみる

 

tamito

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#詩

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