5パーセントずつ 12 tamito(詩と小説) 2015年3月17日 10:24 【詩】少し度の弱い眼鏡にかえて見る街はヒトやモノの輪郭がぼやけて心持ち世界がやさしくなったよな気がする鮮明さや鋭さだけが価値ではなくて曖昧でぼんやりまあるいことが時にいちばん大事なんだと歩をゆるめるがむしゃらに走っていては見えない光の色風の囁き人の心の在りようが輪郭のぼやけた眼鏡を通してうつる72億4千万の住人たちがみな等しく5パーセントずつ何かをゆるめれば世界はもっとやさしくなれるだろうtamito作品一覧へ #詩 ダウンロード copy #詩 12 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート