西日本国際教育学院の人権侵害

もちろん、一部の職員がとか、多くの教員は普通に頑張っているとか、個人の問題とは思えるのだが、これは人権侵害(それも許しようがない)であり、このようなことを許してしまった教育機関は、まずTOPや肩書を持つもの達が責任を取って、辞職するべきだし、もしもこの学園を残す意義がどうしてもあるなら、完全に人員を入れ替えるべきだろう。

もちろん、在校生に罪はないのだが、そもそも、こんなことが起ってしまう教育機関に在校している事自体、生徒たちに、支払ったお金分のメリットがあるとは全く思えない。すみやかに全員転校先、受け入れ先を探したほうが、よっぽど貴重な時間を無駄にしないと思う。在校生保護の立場に立つなら、現在の在校生が卒業したところで、廃校にすべきだろう。

教育と言う名で行われる留学生ビジネスが、どれほど日本という国の信頼を貶めているか、監督省庁は理解しているのだろうか? アカギヘリコプターの暴言、パワハラと同じで、もちろん、これは少数の個人の問題なのだが、周りの人の同調意識と言うか、その場でごく当然のことのように、許してしまう、空気を読むとか、自分への影響を第一に考えてしまい、善悪の判断を行わず、悪とわかっていても止めようとしない、保身的な態度は本当に恐ろしいし、恥ずべき行為だと思う。

こういったあまりにも低俗な人間性を問いたくなる問題が、普通の会社や普通の教育機関で起こること自体、いかにこの国の近年の政治が、国民の倫理観をゆがめてしまい、自分さえ良ければ構わない。バレなければ構わない。法律に書いてなければ、悪ではないといった、下品きわまりない風潮を植え付けてきたか、政治家や人の上に立つ立場の人たちこそ真っ先に反省すべきだろう。 

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