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バンコクでサンジに救われた話

ワンピースのサンジに救われた。

は?
って思うかもしれないけど、本当に救われた。

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僕はホーチミンで現地採用として働く26歳。


野望を持ってこのベトナムに2016年から出てきた。
今年でベトナム2年目。

そして、僕にはバンコク在住のタイ人の彼女がいる。
付き合って1年半くらい。

僕はホーチミンで働いているので、2ヶ月に1回くらいのペースで彼女に会いにバンコクへ行く。

その小旅行は僕にとって、2ヶ月に1回の超楽しい、贅沢、最高な時間。
この瞬間のために毎日の仕事を頑張っている。
そう、確実に、この瞬間のために頑張って日々を過ごしている。

そしてついにやってきた彼女とのデートの日!!

きたああああ!!
降り立ったぜバンコク!うおおおお!

ショッピング+食事+ショッピング とてんこ盛りな1日。

タイ人の彼女にとっても、僕にものをねだれる時間。
ショッピングを一緒に楽しむ。もちろん、わがままも聞いてあげる!
今日はお金使うよ〜。笑

エクステをつけて写真をとって、
微妙な色の違いの口紅を試してみたり、
サイアムにあるハーゲンダッツでアイス食べたり。。。

なんて日だ!最高だ!ハーゲンダッツ!!!

(節約した甲斐があった。。泣)


夜は焼肉を食べて、またショッピング

サングラスをかけ比べてみたり
でかいぬいぐるみ(Lineのブラウン)の前で写真をとったり。。
思う存分楽しんだ。

時間は夜9時ごろ。



そろそろ帰って、ホテルで休みたい。
男からすると、「帰ってから、いろんなことしよーよ!」という感じ

でも彼女は「もっとショッピングしたい」

正直、もう10時間くらい街にいた。まだ・・?なんて、天真爛漫さ。

僕「明日もあるし、ホテルでゆっくりしようよ」
彼女「No !」

Oh,,,

フライトの疲れもあり、僕もちょっと軽くイラっときちゃって。。
小さな喧嘩。w

彼女とのコミュニケーションは、日本語と英語なのですが、
お互い微妙なニュアンスを伝えることが難しいためもやもやしてしまうことがある。

今日は、目一杯楽しんだ。。。
結局しぶしぶホテルに帰った。

10時頃にギクシャクしたままホテルに帰って

お互いシャワー浴びた。
僕はベッドでYou Tubeみて、彼女はソファーでテレビを見てた。

無言。。。。

ギクシャク。。。言葉がない

僕「さっきは言いすぎた。ごめん。寝るよ」

一言伝えて、ベッドに入った(正確には待っていた)

ベッドの中で

まだこない。。

2ヶ月に1回しか会えないのに、まだ彼女はベットにこないのか。。
はよきてくれ。。。。



深夜2時に、彼女の声がした。


彼女「もう私は帰るね。お母さんが具合が悪くて心配になったから」

寝てしまってた。。

え?なんて?w

ん。
荷物もまとめてる?ww

そして挙句に、

彼女「友達に戻りたい」

と。笑笑
ええええええええええ!!なんでやねん!

寝ぼけながらも。。頭をフル回転させた。
こういう時の対処法は知っている。
対処法は、昔読んだモテる本に書いてあった。

そのモテる本曰く、別れ話の最善策は、
即決で「わかった」と受け入れること。

もちろん、本当は別れたくない。
けど、返事が早ければ早いほど惜しくなるらしい。
この作戦で、これでいけると思った。

僕「わかった。ホテルの下まで送るよ。」



そしたら、彼女が


「ごめん、嘘だよ。」泣


だよね。。。女性の感情はわからないものだ。
いや、俺も早いうちに謝っておけばよかった。こっちこそごめん!!!

ふと頭にうかんだ、、、
サンジ『女の嘘は許すの男だ』

ありがとう、サンジ。
頭の中のサンジに救われた。

大都会バンコクの夜。僕の彼女はタイ人。


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