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星めぐりの歌

宮沢賢治の、星めぐりの歌を知っていますか。
「双子の星」や、「銀河鉄道の夜」にも出てくる歌で、星空を幻想的に表現するこの歌は、とても魅力的です。

ある時、テレビでこの歌が流れてきた時
最初は知らない歌だと思ったんだけど、歌詞は知ってる。ということがあった
私が幼稚園で歌った星めぐりの歌は。すごく暗い曲だった。

調べると、似たように「暗い曲だった気がするんだけど」と思ってた方が書いてるブログなんかあって、記憶違いじゃないことがわかった

宮沢賢治 作詞作曲

これ、私知らなかった。一般的に歌われている星めぐりの歌は、宮沢賢治作詞作曲らしい。宮沢賢治、作曲も出来るの!?と調べたら、彼は音楽がとても好きだったらしい。
演奏もしたり、それを生かした作品も生み出している。セロ弾きのゴーシュなんかもそのひとつなんだと思う

⚠(宮沢賢治に詳しくないものが書いてるから、甘い部分は目を瞑ってね)

・星めぐりの歌色々

調べると、星めぐりの歌の歌詞を用いて曲をつけた作品が複数あるらしく
私が知ってる暗い曲。の印象が強い星めぐりの歌は、丸山亜季さんという方が作曲したものだった
ドードドシシレレドーラーシー
ドードドレレレーミーミーミー…なかなかパンチが強い、今でも先生がこれを弾く音を思い出せる(笑)

折角なので、ダンさんと一緒に色々他の曲も聴いてみた。
作曲家によって表現の仕方や、受け取り方 が違い、この人はこういう作品に仕上げたのか。となかなか面白かった
それぞれが、星めぐりの歌に魅力を感じ 
もうあるけど自分も作りたい!という気にさせる宮沢賢治は、やはりすごい人だね。と話していた。

・宮沢賢治のゲーム

色々曲を聴いていて、ダンさんが
「宮沢賢治のゲームしかやった事ないから星めぐりの歌の曲は聞いたこと無かったよ。」と言う
はい?ゲーム???
聞くと、スーパーファミコンに「イーハトーヴォ物語」というゲームがあって
それを小3ぐらいのときにやっていたという

あまり本を読まない(漫画は読む)ダンさんから、セロ弾きのゴーシュとか、銀河鉄道の夜とかオツベルと象とかそんな単語がするする出てきたのは、そのゲームをやっていたからだった。

「エンディングに、宮沢賢治がでるんだよ」

???ゲームに?宮沢賢治?

調べるとすぐ出てくる時代でよかったなと思いました。
イーハトーヴォ物語のプレイ動画がYouTubeにあったから見てみた

エンディングに確かに出てくる宮沢賢治!

びっくりしてしまった。これはどれくらい売れた作品だったんだろ
少なくてもメジャー作品ではないよね。とか1人で興奮してしまった。

一応RPGだが、○○をやってくれ。的なことを繰り返す、大人向けの絵本を見ている感覚だったとダンさんは言っていた。

話している中で、物語ではっきりと明確になってない部分っていいよね。と話していた
もちろん はっきりわかっていた方がいいことも沢山あるけど
そんな意味では、イーハトーヴォ物語は、色んなことを考えたし、何度もプレイしたと言っていた
今のゲームは、ハッキリしすぎている部分がありすぎる時がある。とも言っていた
ゲームをそんなにしてこなかった私だけど
面白いもんだなぁと聞いていた。

ひとつの事から広がること

小さな時、自分には「なんで?」がたくさんで
色んなことを知りたかった
今もそれは変わらないかもしれない
今の子は 調べようと思ったら 検索することができるから、それはちょっと羨ましい
星めぐりの歌から、色んなことを考えられて楽しかった。

イーハトーヴォ物語は、BGMがいいことでも有名らしいので、近々聴いてみようと思う。

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