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雪国(南魚沼)で過ごす初めての冬

雪が降る前、長年この地に住む方に「カマキリの卵を木の高い場所で見つけたから今季は雪が多そう」と聞いていたけれど、今のところ想像していたほどの雪は降っていない。

陽が沈むとそれなりに冷え込むけれど、一度暖房を消したら一晩中家が暖まらない函館ほどは寒くはない。
でも最近、冷蔵庫の冷えが弱いなー壊れたかなーと思ったら、冷蔵庫を置いてある場所(玄関からすぐ)が冷蔵庫並みの温度(4〜5度)だということに気づいて驚いた。

そしてもう一つ驚いたのは毎日のように霧が発生していること。

通勤途中、道路両サイドに広がる田んぼが朝日に照らされて雪がキラキラ&朝霧がモワモワ〜となる様子。ランチに出かけた時に出会う、近所の山に雲海のようにかかる雲(霧)の幻想的な風景。フィルターをかけたように毎日色が変わる街並みは、明るい時間に見るとそれはそれは美しいのだけど、帰宅途中や峠越えの夜道に出くわす濃霧は本当に怖い。

夏はカエルを踏まないように(朝は出てこなくて何故か夜に大量発生。夜行性だから仕方ないか)、冬は霧で先が見えないから、走るタイヤすぐの“足元”を見ながらノロノロ帰る毎日。
住まないとわからないことって、本当にたくさんあるなぁ。
今までは旅行をして知った気になっていたけれど、もっともっと深く日本を知りたいと、南魚沼で暮らして初めて思った。(オチ無し)

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