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徒然なるままに

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徒然なるままにメモ
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#人間関係

一緒に居続けることは意思決定の連続のうえに成り立っている

あるマンガに、印象的な台詞があった。 ざっくり要約しちゃうと、 世界には素敵な子がたくさんいて、この先いろんな出会いがある。でも、僕は新しい人に出会うたびに君を選ぶし、君に選ばれ続けるようにがんばる。 といった趣旨のことばだった。 ああ、そうだよなあと思った。 これは、付き合い続けるってそういうことでしょ、という話だったけど、結婚してからも大して変わらないのでは、と思う。結婚は契約だから、一緒に生きていくという決意と、そのための努力が求められるとは思うんだけど。

セックスに対するタブー視の謎

これまた私の純粋なる疑問なのですが、なぜセックスって、恥ずかしいものとか見られたくないものとされてきたのかな。 動物はわりとオープンに交尾するでしょ。 そもそも子どもをつくる営みであり、愛する人とのコミュニケーションが、なぜ恥ずかしい行為になるのか。 なぜ親のセックスを想像したくないものなのか。なぜ子どもに見られたくない行為なのか。 みんなやってるのに、なぜタブー視されるのか。なぜ淫らとかいう、ネガティヴな言葉が当てはめられたりするのか。 しかもこれって、恐らく歴史

“犯罪者”を生み出さないために私たちができること

今回は、昨年感銘を受けた本を紹介したい。 その本は、ジェームズ・ギリガン著・佐藤和夫訳『男が暴力をふるうのはなぜか ―そのメカニズムと予防― 』(大月書店)。 図書館で借りて読んだあとに、いつでも貸し出しできるように、Amazonでポチッと購入した。すべての人に知ってほしい内容ではあるけれど、とくに、子どもにかかわる職業についている人、教育に関心の高い人に読んでほしい。 以下に、多くの人に伝えたいところをピックアップして紹介する。 まず、筆者は「あらゆる形態の暴力は、

安心して嫌いになれる関係が良い

彼女は、「すごくベタなことを言うけど……」と前置きして、タイトルのことばをくれた。 安心して嫌いになれる関係が良いよ ベタなのか疑問だったけど、純粋にとっても良い表現だなあと思った。 絶対的な愛を感じる。 わたしは彼女が、彼女の恋人と本当に良い関係性にあるのだと確信したし、それで安心もした。これからも応援したいと思った。 私もそういう関係性の人を大事にしたいし、好きな人たちとそういう関係性を築いていきたいと、改めてそう思った。

エネルギーを循環させる

自分にエネルギーを与えてくれる人はどんな人だろうか? 当たり前のことだけど、みんながもっとお互いにエネルギーを授受しあえる人と一緒に過ごすことができたら、社会はもう少し平和になると思う。 「みんなと仲良くしなさい」とよく言うけれど、他人に嫌な気持ちをさせないように、無理して一緒にいないほうがお互いに幸せかもしれない。 自分が充足していない状態だと、人は他人に対しても冷たくなってしまう。そして、他人のことを想って全力で向き合うためにはエネルギーが必要。 だからこそ、エネ