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徒然なるままに

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#コミュニケーション

“犯罪者”を生み出さないために私たちができること

今回は、昨年感銘を受けた本を紹介したい。 その本は、ジェームズ・ギリガン著・佐藤和夫訳『男が暴力をふるうのはなぜか ―そのメカニズムと予防― 』(大月書店)。 図書館で借りて読んだあとに、いつでも貸し出しできるように、Amazonでポチッと購入した。すべての人に知ってほしい内容ではあるけれど、とくに、子どもにかかわる職業についている人、教育に関心の高い人に読んでほしい。 以下に、多くの人に伝えたいところをピックアップして紹介する。 まず、筆者は「あらゆる形態の暴力は、

安心して嫌いになれる関係が良い

彼女は、「すごくベタなことを言うけど……」と前置きして、タイトルのことばをくれた。 安心して嫌いになれる関係が良いよ ベタなのか疑問だったけど、純粋にとっても良い表現だなあと思った。 絶対的な愛を感じる。 わたしは彼女が、彼女の恋人と本当に良い関係性にあるのだと確信したし、それで安心もした。これからも応援したいと思った。 私もそういう関係性の人を大事にしたいし、好きな人たちとそういう関係性を築いていきたいと、改めてそう思った。

脱常識―事象と価値判断を区別する―

眼の前にある物・事象、それらはあくまでもそれらでしかない。にもかかわらず、「◯◯=善」「◯◯=悪」といった価値判断がなされた前提でしか話ができないことがある。 一方で私の周りには、いわゆる常識に固執しすぎることなく、フラットに話せる人が多い。不倫、一夫多妻、葬儀、死、親の介護、風俗、犯罪など、往々にしてタブー化されやすいことに関してもゼロベースで意見交換ができる。 昨日もそう思って、何だか感動した。 倫理観にまつわる話をするときに大切なのは、この人たちならこういう話がで

他者に期待しないほうがいい?

人に期待しない方が楽だよね、という話を友人とした。 端緒は、友人が「彼女からLINEの返信がこないことに怒らなくなった」というひと言。 「もう諦めたので、平気です。期待しないほうが怒らないで済みますし」と言う。 私は、大好きな彼女の返信を心待ちにしながらも、自分の思いを押し付けないのはすごいなあと敬服した。 友人はつづけて、「でも、期待しないっていうのもどうなのかなあ…とも思いますよね」と言う。 他者を変えることはできないから、人に期待するなんて傲慢。他者に勝手に期

自分の言葉で死ぬ人がいるかもしれないと心に留めて、人とコミュニケーションをしよう

そう思いました。 自分の言葉を後悔せず生きていけるように。

きらいな人

きらいな人という言葉があまり好きではない。冷たい、嫌な響きだ。 だけど、自分の「きらいな人」を定義しておくことは、自分の感情を俯瞰し、心を平静に保つために役に立つのではないかと思い、書き記しておくことにしました。 自分への戒めも兼ねて。 ・言葉が軽い人。自分の言葉が他者にどんな影響を与えるのか考えていない人。 ・自分の思い込み情報を事実かどうか確認せずに、まるでよく知っていることのように話す人。悪口につながるものだと最悪。 ・「他者と自分は違う」と主張したが