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学科&論述試験翌日の振り返り🤔

学科試験の自己採点結果とキャリアコンサルタントに期待される役割について考えたこと🪄(2024年3月4日)

学科試験と論述試験について、あらためて、振り返ってみました🙂
養成講座での受講から修了後の試験対策の半年余り、家族や友人、一緒に勉強した仲間や協力いただいた指導者や先輩方の理解と応援が大きな支えになりました😭ありがとうございました🥰
Note投稿に対しても、応援を届けていただき、ありがとうございました🙇

この試験を受験する目的はひとそれぞれであるし、各自の経験や環境もそれぞれ違うので、取り組み方も対策の仕方も十人十色だということも実感しました。なので、誰かの参考になるわけでなく、個人の日記(備忘録)です。
※以下、長文です

まず、論述は、これまで通りの出題形式で、事前に考えた時間配分や手順を踏まえて、問題の指示を守って、すべての問いに解答を記入できたので、評価項目ごとの足切りの40%はクリアしているように思われ、また、何とか合格点レベル(60%)に到達していることを祈ります🥲
試験の解答用紙に記入した自分の回答を思い出しながら、本番で解答したものに近いものを作成して、見直しました📝
50分という制限時間の中で、今の自分の実力は出し切ったと思われます😑
後半の問3と問4で若干改善したい点があったので、修正版も作成しておきましたが、大きな変更はありませんでした🫥

学科については、当日の夕方、学科対策サイトが解答速報を出したので、自己採点してみると、結果は94点(50問中47問正解)でした🙆今朝、公式な試験サイトに正答が掲載され、2問の正解が修正されたため、1問が正解から不正解へ、1問が不正解から正解に変わって、自己採点結果は94点でした✨何か大きなトラブルさえ起こしていなければ、合格できそうな見込みとなり一安心です🙂
学科対策を生業としている人たちが力を合わせて、資料などを調べて、時間をかけた結果が96点だったことを考えると、私が1人で何も見ずに100分で94点は、上出来だと思われます。
試験に合格して資格をとることと設問ごとの正誤とは、必ずしも直結していないということにも納得しました。

全体的な印象は、単に暗記や過去問学習による知識や理解を問う問題は少なくなり、社会の諸課題に関する文章の意味を見極める力が求められる問題が多かったと感じましたし、そのことを望ましいことと思いました。
出題された倫理綱領(問49)は、今年1月1日付けで改正される前のバージョンに言及されていましたが、全体出題傾向は、倫理綱領の改正内容と同じ特徴があり、世の中の最新トレンドを取り入れて、多様性の重視や、社会の変化への対応、キャリアコンサルタントの果たす役割の重要性とその自覚を意識した目新しいテーマを扱う大問や選択肢が目につきました。

例えば、暮らし向き(問2)、多文化・社会性議論(問5)、ウェルビーイング(問29)、生活困窮者(問33)などを見ると、「貧困」や「格差社会」への取り組みの促進と世の中へのアドボカシーについて、キャリアコンサルタントに対する出題者の期待が込められているように感じました。
これらの問については、必ずしもこの試験で受験者に正答を求めるものではなく、国家資格を持つキャリアコンサルタントの意義を示す意図を感じました。

知識や理解を問う設問についても、難易度が高かったように感じましたが(これは毎回受験者が感じることなのだと思います!)、試験4日前に重点的に勉強したスーパーが大問(選択肢4つ分)で出題され(問30)たのは、大当たりでした🎉😮参考書を読んで、難解な内容の要点を近くにあった裏紙に箇条書きにして、当日まで毎日眺めていました。その中で特に気になって、大切なキーワードだと感じてマーカーでアンダーラインを引いた言葉がバッチリ問われて、迷わず正誤判断してニッコリ🤩
実物がこれ(↓)です。

スーパーの唱えた自己概念についてまとめたメモ
アンダーラインを引いたところが問30の正答(選択肢4)でした!

昨年8月に養成講座受講以来、たくさんの新しいことを学んできた全体を総括すると、ロジャーズの実現傾向、スーパーの自己概念、この2つの基本的なアプローチがベースにあって、その上に、多くの理論家が、ある方向からのキャリア理論を構築していると理解するのがよいように思います。
スーパーが「自己概念の理論家」と呼ばれることに違和感を持ったことにも納得です。

いろんな理論家がたいへん価値のある理論をまとめられていて、どの理論にも時代背景があり、なるほど、と思います。一番共感するのは、ハンセンの統合的ライフ・プランニングで重視した6つの視点です。他には、ホールのプロティアンキャリア(30年前から取っていた行動に名前が付いてスッキリ!)、サビカスのナラティブアプローチ(そうだったのか!)、クランボルツのハップンスタンスセオリー(そうだ、そうだ!)、ブリッジズのトランジション(会社員を卒業=終焉!)、などは深く共感します。
私にとっては、シャインは企業内の話しなのでまあまあです。。。

自分の人生の転機にキャリアコンサルタントの勉強ができたこと、本当によかったと実感しました。

◆おまけ◆
ちょうど来週から、ニューヨーク国連本部で第68回国連女性の地位委員会(=CSW)(2024年3月11~22日)が開催され、今回の優先テーマは以下のとおり、「貧困」です。
”Accelerating the achievement of gender equality and the empowerment of all women and girls by addressing poverty and strengthening institutions and financing with a gender perspective”
「ジェンダー視点に立った貧困対策、制度及び財政強化に取り組み、ジェンダー平等とすべての女性・少女のエンパワーメント達成を加速する(仮訳)」
このCSWと並行して開催されるNGOフォーラムで、長年活動しているNGOが主催するオンラインイベントが3月16日にあり、日本の貧困の課題について報告に対して、私はキャリア教育の重要性についてコメントする予定です。
今回勉強したこと、感じたことを踏まえて、あと10日間くらいでコメント内容を練りたいと思います。キャリアコンサルタントを知らない人も多いので(実際、私も勉強を始める前は、長年会社員をしていたのに、知りませんでした)コメントすることで、周知・普及に多少でも役立てればと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
面接試験に向けて、また、明日から頑張ります。

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