見出し画像

「愛農かまど」を作って持続可能な暮らしに1歩前進!

「おくどさん」「へっついさん」「かまど」とも言われる「煮炊きの台」。燃料は「木」。

当「たまゆら堂」では給湯と暖房は木質燃料が叶えられましたが、台所の熱源はなかなか踏ん切りがつきませんでした。なぜなら、夏に屋内で使ったらどれだけ暑いかを知っていたからです。

ところが、一握りの「柴」で一食分(ごはん、汁、蒸し物、焼き物)の煮炊きができるほど、熱効率が良い…となると、夏に屋内で使用しても灼熱地獄にならないの?という疑問がわきます。
訊ねてみましたら、特殊な構造で燃やした熱が釜に最大限に回るのでかまど自体があっちっちになることすら無いといいます。

これは作らない手はない!
…というわけで、ついに「たまゆら堂」に「愛農かまど」を設える運びとなりました。

講師は伝承者の花田和也氏。本業の百姓に加え、4月末からは和歌山県紀美野町の町議という忙しい合間を縫って、佐用町まで来てくれます。

「自分の家につくりたい」「関わっている公共スペースに欲しい」「美味しいものが食べたい」「本物の火を使った調理に興味津々」などなど、動機はいろいろあるかと思いますが、愛農かまどが誕生した歴史的背景、今なぜ注目されているのかも含め、愛農かまどづくりの技術を学びつつ、持続可能な暮らしに一歩近づくチャンスをおすそわけします。

日中はきっと蒸し暑いと思いますが、川で涼をとりながら、一緒に汗をかきましょう。

*****

日時:2023年6月23日(金)10時〜25日(日)17時 の二泊三日
   それぞれの工程に関する座学もあり一部だけではお伝えしきれないので、
   全工程に参加できる方を優先します。

場所:「たまゆら堂」
   アクセスはこちらをご参照ください
   https://ameblo.jp/tamayuradou/entry-12288958403.html
   https://ameblo.jp/tamayuradou/entry-12288971312.html
   送迎が必要な方はお申し出ください

定員:おとな6名 お子様連れ歓迎 犬連れも歓迎
参加費:25000円 (宿泊、食費を含みます)
    お子様(4才〜)は5000円 犬は無料
    約ひと月後に「火入れ」を行います。
    そのイベントにはNo Chargeでご参加いただけます。
    早めに日にちを決めますね。

持ち物:筆記用具、雨具、作業用手袋、マスク(レンガを削るときの粉塵対策)、長靴
    ※動きやすく、ヨゴレても良い服装で作業しましょう
    ※マットレスと枕はお貸しできます。
     シーツ、枕カバー、上に掛けるものはご持参ください。
    ※お風呂は薪ボイラーのお風呂が使えます。車で20分程で温泉が2件あります。
    ※お食事、おやつ、作業中の飲み物はご用意します。
    ※夜のオトナの飲み物は各自お好みのものをお持ちください。
申込み&問い合わせ:DMください(またはhironomiura☆gmail.comまで。☆は@に変えてね)

講師プロフィール
昭和46年4月6日生まれ
大阪府泉南市出身
平成19年に脱サラして就農
有機栽培を始める
平成24年から自然栽培を始める
令和元年に紀美野町に移住
令和2年に再婚し息子誕生
令和2年自然農の蓮根栽培を始める
令和3年愛農かまどの伝承者になる
令和5年和歌山県紀美野町会議員に当選

令和6年 農業林業体験型宿泊施設 農林埜里家「ひぐらし」を開業予定

注意:カバー写真は「愛農かまど」ではありません。2016年にわたしたちが佐用町に引っ越して今の古民家の掃除と傷んだ部分の解体が終盤に差し掛かった年末に、ウェブ上で拾った古写真です。これを冗談で「かまどができました〜」とアップしたら、大勢が本気にした思い出の一枚。その頃にイメージしていた場所に設置します。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?