介護職でキャリアアップを目指す目標設定

介護職に携わる人の目標設定の中に、資格取得でキャリアアップを目指すという目標を立てる人もいます。2012年度で廃止になってしまっていますが、以前はホームペルパー1級・2級・3級がありました。廃止になったといっても資格が取り消される分けではありません。
ホームヘルパー3級は完全に廃止になっていますが、ホームヘルパー1級は介護福祉士実務者研修、ホームヘルパー2級は介護職員初任者研修と同じレベルの資格として扱われます。そのため、履歴書にホームヘルパー2級と書いてあれば、介護職員初任者研修を取得していると理解されます。ホームヘルパー3級を持っている人は完全廃止なので、介護職員初任者研修を取得しなければなりませんが、実務研修の受講期間が一部免除されるので、早く資格取得を目指せます。
また、事業所の経営や施設運営を目標設定しているのであれば、「介護福祉経営士」といって経営者に必要なことを学ぶことができる資格もあります。これには2級と1級があり、経営手法やマネジメントなどを修得できます。
施設などで働いていると、資格の勉強をする時間が取れないという人もいるかも知れません。そういった場合は派遣社員として働きながら、自分の取得したい資格を取る方法もあります。
人材派遣会社の中には、資格取得のサポートをしてくれる会社もあるので、仕事で経験を積みながら資格取得を目指すことも可能です。「将来スキルアップして介護職でもっと活躍したい」という目標設定がある人は、こちらのサイトも併せて参考にしてみるのも良いでしょう。