2020/6/25-26(金)
かぶら屋という静岡おでん系居酒屋が都内にありましてここ焼き鳥のテイクアウトができるのですが、持ち帰りの紙袋の底にたっぷりたまったタレを捨てるにしのびなく白いご飯にのせて頂いてみたところ無限にいけそうでしたので機会があればぜひお試しください。
「伊集院光とらじおと」の10時台ゲストが久米宏ということで視聴しました。私はTBSラジオのヘビーリスナーでは決してないもののここ数年のTBSラジオの方針の変化?みたいなものは日々流し聞きしているなりに感じるものはあり、伊集院氏から久米さんに投げかけた数々の直球はこの一連の空気を踏まえた本音を吐露するもののように思われました。それらに対する久米さんの返球はさすが老獪、のらりくらりと己のペースに持ち込みつつ本心も巧みに忍ばせていたのではないかな……と。聴きごたえのある数十分でした。
ラジオの長寿番組というのはその番組を私が好きか嫌いかという個人的な感想を超えたところに存在しているような気がします。いつもの時間にラジオをつけると必ずそこにはいつもと同じパーソナリティがいつもと変わらない空気を作り出しているというその日常感こそが貴重に思えます。ラジオに若さと変化、最新の音楽とトレンドを見出したければ私はFMを聴きます。AMってそうじゃなく、誰もが慣れ親しんだ、ほっとできる場所といいますか。こんなめまぐるしい世の中だからこそ、安心して碇を下せる港はあったほうがいいのにねと私なんぞは思いますけれども。
ラジオを聴いていると仕切り役ではなくゲストとして招かれている時のほうが魅力的に思える人が時々います。まとったよろいを下ろせているのか、うまいこと隙を突かれているだけなのかわかりませんが、本来はこういうお人柄なんだなと地が垣間見えるのがラジオの、とりわけ生放送でのゲスト対談の醍醐味ですね。ラジオ、やっぱりいいなぁ。