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高次脳機能障害「私」のマイクロツーリズム~失語症の皆さまのオンライン カラオケコンテスト~

今日は11日なので、当初はイオン大井店のイエローレシートキャンペーンの店頭活動に「おおい元気ぼっくす」として参加する予定だった。
が、明日、「私」がショートスティにいくので(本当は行きたくないが!)、たまさん(「私」のだんな)がその準備やらなんやらで忙しくなったため、今回は取りやめにした。
「私」はまだ1回しか参加したことはないが、投函ボックスにたまる黄色いレシートをみるにつけ、お客様の心温まる声なき声援を感じる。

本当にいつもありがとうございます。これからも「おおい元気ぼっくす」をよろしくお願いします。

今回は失語症の方向けのカラオケコンテストのご案内を。
高次脳機能障害を患っている方の中でも、失語症でお悩みの方が多い。
かくいう「私」も障害症状のオンパレードではあるが、中でも失語は大きな問題だ。
ただ「失語症」と言ってもいろいろな種類があるそうだ。
①言われていることは理解できるが思うように話せない=ブローカ失語(運動性失語)
②「話が理解できない」「話せるが支離滅裂な言葉になる」=ウェルニッケ失語(感覚性失語)
③聞いて理解したり話すことはできるが、ものにお名前が出てこない=健忘失語
④言語に関する能力すべてに障害がある=全失語

私の場合は①の方かな。
言われていることはだいたいわかる(と思っている)。
ただ発語まで時間がかかったり、声が出てもこもって相手は聞き取りづらい。
言語聴覚士の方によると「嗄音(かせい)」という状態だそうだ。

今回、たまさんから「失語症の方を対象にしたカラオケコンテスト」があることを聞いた。たまさんのお知り合いの方が主催・企画されているらしい。
毎週リハビリでカラオケをしているが、なかなか声量がでない。
もっともたまさんは「元気を出して声量が出るに越したことはないが、それだけではなくいろいろな道具を使って自分の意志を相手に正しく伝えることが重要だ」といつも言ってくれている。

とはいうものの、「私」がしょっちゅう「ねぇ」と言ってたまさんを呼んでばかりいるので、たまさんは「私」の発する「ねぇ」という言葉が空耳になっているらしい。

「私」もなんとか声量アップに努力しますよ。
だから今回のカラオケ企画に挑戦してみようかな。
前向きに検討しているところ。

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