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旅する育休生活(育業日誌 4-5ヶ月)

少し前の話になるが、noteにも記録を残しておきたいなと思って、書きます。


意外と移動しやすい?月齢4-5ヶ月と言う期間


育業も4-5ヶ月に入り、だいぶ、移動した。

今回は、育業日誌だけど、育児よりも「旅」の要素が強めです。

ここ2ヶ月、妻の仕事先(+ワーケーション先)に合わせて、

 ・富山(富山市、南砺市など

 ・山梨(北杜市など

 ・福島の北の方(国見町、浪江町など

 ・福島の南の方(鮫川村、いわき市など

各地を転々とする生活を送っております。

まだ、子どもも小さいから移動が大変じゃない?と言われることもありますが、

◎月齢4-5ヶ月と言う期間は、首も座って、かなり安心して移動ができる
◎まだ離乳食が始まる前ということもあり、持ち物がミルクだけで済む(お湯と水の確保は必須)
◎6ヶ月を過ぎると、離乳食の開始と共に、ずりばいなども始まり物理的な意味で目が離せなくなる。

といった感じで、意外とチャンスなんです。

※とはいえ、積極的に人混みに行くことは避けたいので、我が家の場合は、車移動+基本的に人里離れた地域へ向かうことが多いのも、安心材料の一つ。


旅先で感じる、3歳娘の成長


そんなこんなで、毎月、地方巡業のような暮らしをしているわけで、妻が仕事をしている日中は、子ども2人と一緒に、その地域にある子育て支援センターや公園、水族館、時に農家さんの家など、いろんな場所を巡っています。

もうすぐ4歳になる娘は、保育園に行けなくなるのが少し寂しいかな?という心配をよそに、旅先で出会う初対面の人に積極的に話しかけ、

「いっしょにあそぼう!」

「わたしは、たまちゃん、3さい。もうすぐ4さいだよ。」

と、いきなり0距離のコミュニケーションを通して、誰とでも友達になり、0歳の赤ちゃん〜70代の農家さんまで、いろんな友達ができているようです。笑

時に、温泉や銭湯では、おばあちゃまたちに

「じぶんでからだ、あらえるんだよ!」

「わたしは、たまちゃん、3さい。もうすぐ4さいだよ。」

と裸の付き合いで親交を深めているようです。

なんと、逞しいこと!

それにしても、驚くべきは、地方にある屋内型子育て支援施設。

え!?これは本当に無料ですか、と疑いたくなるような魅力的な環境があり、しかも市外の人でも使えるものばかり。

東京だったら、1時間1000円、フリーパスだと2,000円以上かかりますよ、ということもザラなのでビックリ。


屋内の遊びが無料だったり


また、どこに行っても、水族館は鉄板。

特に0歳児と3歳児が共に安心して過ごせる場所として、最高。

福島県いわき市にある「アクアマリン福島」は是非行ってほしいところ。

展示内容も魅力的だけど、釣りもできるし、磯遊びもできるし、なぜかアスレチックも充実しています!

もはや総合エンタメ施設。


森のようちえん、で感じた「生きている」ということ(キープ自然学校@北杜市)


妻の祖母の実家があった場所として、ご縁のある山梨県北杜市。

妻のワーケーション先にもなっていて、家族総出でひょこひょことついていきました。

北杜市といえば、現在、移住地・観光地としても大人気の場所らしいけど、

僕らが滞在するときは、「観光」というより、近場の森を散歩したり、

サルナシや、山葡萄を摘んで食べたり、魚を釣ってみたり、

庭でバーベキューをしたり、夜は花火をしたり、星を見たり。

※北杜市でのワーケーションについては、妻が書いたWEB記事(珍しくポエム調)もあるので、ぜひそちらを。

そんな中でも、今回、とっても良かったのは「森のようちえん」。

清里にあるキープ自然学校が主催していて、

1泊2日で、子どもも、大人も、森を思う存分楽しめる。

子どもは、子どもらしく全てをあそびにして楽しんでいるし、

大人も、子どもを取り戻すことができるプログラムで、

森の中で、寝転んで木々が揺れるのを眺める瞬間は

「あぁ、生きてる。いや、生かされる。」

って感じることができます。

それもこれも、プログラムを安全に運営してくださる「レンジャー」(森の案内人)の方々がいてこそ。

こうした自然が保たれているのは、自然を愛し、自然を守るプロフェッショナルがいるからこそであり、

手をかけて守っていくことの大事さを学ばせていただきました。

森のようちえん


育業と、父親支援と、アンコンシャスバイアス


最近、もっぱら、学んでいる&取り組んでいるテーマ。

自治体・企業・学校などで少しずつお話しさせていただく機会をいただいたこともあり、

自分にできる小さな一歩を、少しずつ整理しています。

最近よく出会うのが「男らしさ」「父親らしさ」ってなんだろうという問いであり、

意外にも「らしさ・べき プレッシャー」に苦しめられている男性が多い、と感じています。

ここ10年、イクメンブーム、最近は男性育休(育業)もホットワードになりつつあるけど、

一方で、大黒柱・稼ぎ頭として期待される「男性らしさ」はあまり変わっていない気もしていて。

女性の社会進出が進んでいく中で、コインの裏表のような関係にある「男性の家庭進出」は、まだまだ途上で。

父親が平日日中に子育てしたり、子どもの定期健診に行けば「パパなのに偉いですね!」「ママは、今日どちらに?」と

声をかけていただけるのは、その最たる例かなと思います。

(もちろん、声かけていただけるのは、とっても嬉しいです!)

中には、せっかく育休を取れても、復帰したら、残業漬けの日々に逆戻りで、余計に苦しんでいる人も。

むしろ、「育休取った分、復帰したら2倍働けよ!!」という圧がかけられてしまったり。

家庭ごとにそれぞれのバランスがあり、納得解を探していくしかないものの、

自分も気づいていない「男性らしさ・べき」に縛られていることも多々ありそうです。

このアンコンシャスバイス(無意識の思い込み・偏見)は、渦中にいると気づきにくいこともあるので、ぜひ「環境を変えてみる」ことがオススメです。

〜環境を変えてみる、の具体例〜

・育休取ってみて仕事から離れてみて、家庭のことを最優先にしてみること。

・復帰後も、時短勤務を取得するなど、家庭を優先する時期があってもいいこと。

・男性だって、主夫になって、家庭・地域のことを支えたっていいこと。(これも立派な大黒柱)

・「育休とか主夫とか現実的じゃないよ」と思う方でも、普段属していないコミュニティに顔を出してみたり、色んな年代・職種・地域の人と話してみること。

・身近なパートナーと、将来のライフキャリア・ワークキャリアについて時間をとって対話をしてみること(意外と、疎かになっていたり!)

令和の父親像は、ますます多様化していく中で、

男女で「役割分業」するのではなく、「協業・共業」し、パートナーシップを「共創」していくことを大切にしていきたいです。

アンコンシャスバイス(無意識の思い込み・偏見)にとらわれず、

多くある選択肢の中から、「自分らしさ」「自分達らしさ」を探っていくことがWell-beingな人生につながっていくと思います。

特に、「父親支援」については、

志を同じくする仲間たちと、面白い動きを作り出せそうなので、

また随時、投稿してまいります!(ぜひ、お力を貸してください!!)

では、また!


娘の保育園で遠足の時に作った弁当。彩りが・・・・笑

#育業 #男性育休   #育休パパ

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