見出し画像

【HISTORICAL OF RINGOMUSUME】りんご娘年表 2005年

りんご娘年表 2005年

2005年1月9日
「RINGO MUSUME. POWER LIVE 2005」を弘前Mag-Netにて開催。

2005年2月15日
有限会社リンゴミュージック(代表取締役:樋川新一)設立。
※オリジナルCDの全国リリース等を視野に入れての会社設立か。

2005年4月3日
待望の1st Album「青森林檎」をリリース。
※CDをリリースするとメンバーが減るというジンクスが囁かれはじめる。

2005年4月30日
第4期 金星(初代)脱退。

2005年5月4日
前回のイベントから約3ヶ月ぶりにジョナゴールド(初代)とレッドゴールドにて活動再開。
※愛称はジョナ&ベイビィ。ベイビィの由来はレッド ⇒ 赤 ⇒ 赤ちゃん ⇒ ベイビィから。
 
2005年7月17日
1st Album「青森林檎」のリリースを記念したワンマンライブ「りんご娘.スーパーライブ2005 青森林檎」を青森Quarterにて開催。

2005年9月22日
初の全国流通シングルとなる8th Single「彼の軽トラに乗って」をリリース。※弘前市以外にも青森市等でも初となるリリースイベントを活発に行った。

2005年12月23日
2006大鰐スキー場☆オープニングアトラクション『りんご娘.with ケノシル』LIVE!!にて、りんご娘.専属バックバンドのケノシルが解散。

有限会社リンゴミュージック設立、りんご娘.全国進出への第一歩

2005年2月15日、今ではおなじみの㈲リンゴミュージックが設立されます。

このときは、りんご娘.の所属団体としてはあくまでも弘前アクターズスクールプロジェクト(HASP)がメインで紹介されることが多く、㈲リンゴミュージックの名称はオリジナルCDのレーベルに記載されている程度に留まっていました。

㈲リンゴミュージック設立の目的は、オリジナルCDの全国流通に向けた著作権管理業務(JASRAC会員)を行うための意味合いが強かったのではないかと思います。

5年間の集大成、伝説のアルバム「青森林檎」リリース

りんご娘.初代サウンドプロデューサーであったhiro(田中裕史)さんの手で、りんご娘.はデビュー当初から非常にクオリティが高く、青森ならではの風景や津軽の魅力の溢れる”りんご娘が歌う意味のある”楽曲が制作されていました

特に、2003年以降はサウンド面にも力を入れており、りんご娘.5年間の活動の集大成として、今も名盤と名高い1st Album「青森林檎」が2005年4月3日にリリースされます。

当時はレコーディングスタジオを借りる予算がなく、ファミレスの一角に簡易的に防音室を作りレコーディングを行っていました。

▶Tumapaiさん、R.I.P…

そして、この頃から”CDをリリースする毎にメンバーが脱退する”というジンクスが密かに囁かれるようになりますが、8th Single「彼の軽トラに乗って」のリリースでジンクスを打ち破ります。

りんご娘.史上最少人数での活動

第3期のジョナゴールド(初代)と第5期のレッドゴールド(後のレットゴールド)の2名で活動を余儀なくされます。毎年春と夏にオーディション自体は実施されていたのですが、オーディション受験者の若年化が加速し即戦力を獲得できず、ここからHASPは練習生の育成に力を入れ始めます。

当時のファンはりんご娘.の存続に不安を覚えましたが、ここから約5年間に渡り、ジョナ&ベイビィ期が続くことになります。2人がりんご娘.の活動をひた向きに続けた結果、例えるならこれまで部活動の延長線のように見られがちであったりんご娘.をプロアーティスト・タレントとして青森県内のメディアに周知させたとともに、青森県民にもりんご娘.=ジョナ&ベイビィというイメージを強く刻み込むの形になりました。

りんご娘.専属バックバンド”ケノシル”との強力タッグ

2004年1月に開催された「RINGO MUSUME. POWER LIVE 2004」から度々演奏でバックアップしていた、りんご娘.専属バックバンドケノシルですが、2005年はりんご娘.と共に多数のイベントに出演し、見ごたえ・聴きごたえのあるライブパフォーマンスを行います。

また、フルートとプロの津軽三味線奏者が加わった”スーパーケノシル”として帯同することもあり、初期のりんご娘.としては音楽面で最も充実した1年で今後の発展が期待されていましたが、2005年12月のライブを最後にケノシルは解散することとなりました。

 ■ケノシル メンバー構成
 ギター(バンマス):hiro(サウンドプロデューサー)
 ドラムス:しぶちゃん
 ベース:ボンバイエ
 キーボード:TOMO(紅一点)

 ■スーパーケノシル構成
 フルート&パーカッション:ふみたん
 津軽三味線:渋谷和生(津軽三味線奏者)

初の全国流通シングル「彼の軽トラに乗って」リリース

メンバーが2人になったりんご娘.ではありましたが、ケノシルの全面バックアップの下、2005年9月22日に初の全国流通シングルとなる8th Single「彼の軽トラに乗って」をリリースします。

「彼の軽トラに乗って」の演奏はケノシルのメンバーによるもので、こちらに収録されている「りんごのキモチ」も同じくケノシル演奏Ver.での収録となっております。

メジャーレーベルからのリリースではなかったため、Amazon等の通販サイトからの販売とはなりましたが、りんご娘.全国進出への大きな一歩を踏み出しました。

▶りんご娘.初のMVも撮影されました

2005年までMCが津軽弁ではなく標準語であった

現在進行形のりんご娘や、YouTubeなどで確認できる映像での初代ジョナやレットなど、りんご娘の魅力の1つは津軽弁をふんだんに使った青森愛の溢れるMCという印象が強い方もいらっしゃるのではないでしょうか。

実は、結成当初から2005年中頃まで、りんご娘.MCは標準語で行うのが基本でした。よって、当時の映像を確認すると非常にぎこちないMCの印象が強いです。

あるときから津軽弁を解禁し、青森愛の溢れる自然体なMCができるようになり、特に初代ジョナのキャラクターは開花するのでした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?