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2022大晦日。振り返ったり振り返らなかったり。

年末に戦国LOVE Walkerを出せたのは嬉しかった。総編集長と言いながらも現場仕事は殆どしておらず寂しい限りではあるものの、大好きな千田さんと平山さんとお仕事が出来たのは最高。その土地の持つ記憶を思い描きながら歩くと言うのは、まさにメタ観光。戦国メタ散歩と言うのは自分に檄を飛ばす感じだ。
LOVE Walker総合研究所というのも立ち上げたが、新しい観光、観光DXのシンクタンクになろうという考えで、本格稼働は2023年だな。年末の角川アスキー総合研究所と一般社団法人メタ観光推進機構の初共催シンポジウムもその一歩。
エリアLOVE Waker総編集長としては、大分に2回、石川県加賀エリア、数々のアートフェスなど、コロナ禍の中、結構飛行機に乗ったな。アートだけでなく食だったり、工芸だったり楽しかった。
連載のチャレンジャーインタビューも、〆の唐池さんまで、じっくり聞けて有り難かった。
展覧会の記事など、チャレンジャーインタビュー番外編として記事を書いて、これだけ記事を書くのは新聞記者時代以来かも。

とは言え、モノにならない活動も多く、日の目を見ないまま色々終わりそう。無駄にはならないだろう。そして、やはり、どうにも噛み締める事案も。

記者時代はグリコ・森永事件や朝日新聞襲撃事件をがっつり追いかけたが、元々イデオロギーへの反発が強すぎて論理哲学をやっていた訳だが、取材を通して徹底的な反陰謀論になった。2次情報を客観的に俯瞰する方法の面白さは中川右介さんに学んだが、2次情報の制作者の偏向を剥がすのは相当大変だ。誰かの受け売りでなく生情報に触れる感覚は当然演出とは無縁。世の中、そんなモノである。思った以上に詰まらないしドラマではなく事象があるだけ。

新年は、明らかな体の衰えと共に、ある意味、終活を進めていくのかもな。

2022.12.31

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