夢幻鉄道二次小説プロット

キンコン西野さんの次次回作の絵本「夢幻鉄道」

その主題歌のデモ音源がYouTubeで公開されています。

その歌詞がちょっと色々考えさせられるというか、いろんな物語を想像させられるのですが、自分が想像した話を形にしてみたいと思いました。

とりあえず今日はプロット程度という感じで、もう少し時間のある時に話としては書いてみたいなと思います。
※西野さんがオンラインサロン内でメンバー向けに出したプロットとは結構違うものになっています。

主人公のユウは高校1年生、15歳。
幼馴染みのイズミが中学卒業と共に海外へ引っ越してしまった。
幼稚園で出会ってからずっと一緒だった。
よくある、思春期だからといって何か関係が変わることもなかった。
しかしイズミの親の転勤により、引っ越しは避けられなかった。
ユウはイズミにいつからか淡い恋心を抱いていたが、結局その想いを伝えることが出来ないまま…
今でも思う。
「もう一度あの日に戻れたら」と。
そんなある日、ユウは眠れない夜を過ごしていた。
寝付けなく、散歩でもしようと近所の少し大きな公園へ。
何か妙な気配がする、というより、人の気配が一切しない。丑三つ時、という言葉もある通り、何か不気味さすらある。
空には何故か赤い月。
怖いな、帰るか、と思ったその時。
何か音が聞こえる。
……汽笛?
こんなところで何故?
そんなことを考えていると、汽笛の音が近付いてきた。
でもその列車の姿は見えない。
そして音が大きくなってすぐそばまで来て、停車したような音がした。
すると、それまで見えなかった列車の姿が現れる。
いかにもSLといったような列車。
ドアが開く。
「乗られますか?」
車掌だろうか。
何故か分からないが乗るべきな気はする。
「でも切符….」
「大丈夫ですよ。この列車が見えたということは乗る必要があるということですから」
ユウは何の確信もなかったが、列車に乗り込む。
列車は空を駆けていた。
そして列車が止まると、ユウは外に降りた。
ここはどこだろうか。見覚えがある気がする。
小さい広場?遊具らしいものがある。
そうだ、ユウとイズミが出会った幼稚園。
中学3年のある日、ユウはここに呼び出され、イズミから引っ越すことを聞いた。
ショックだった…しかし気の利いたことは言えなかった。
そんなことを考えていると、
「久しぶりだね、ユウ」
後ろから声をかけられた。
振り向くと、そこにはイズミの姿が。
記憶の中のイズミより少し大人びている気がする。
「イズミ?何でここに?」
「ここは夢の中だから。」
「夢の中?」
「そう、私の夢の中。」
「じゃあ俺はなぜここに…」
「ま、いいじゃん。久しぶりに会った幼馴染みと話したいことはたくさんあるんじゃないの?」
そうだな、理由とかはどうでもいいか。とりあえず今は久しぶりにイズミと話したい。
いろいろな話をした。
自分の高校のこと。イズミの海外生活について。共通の友達の近況。イズミの新しい友達について。
当然メールは知っていたが、特段連絡するようなことでもなかったが、話したいことはたくさんあった。
こんな何でもないような話をしているたわいもない時間が好きだった。
話すことも尽きないが、楽しい時間というのは過ぎるのも早い。
「そろそろ時間かな」
世界が明るくなっていく。
「まだ話し足りない気がするけどな」
「メールしてよ、ユウは筆不精だから全然連絡くれないんだから」
「イズミだって全然連絡よこさなかったじゃんか」
「まあそうなんだけどさ。こういうのは男の子から連絡欲しいもんじゃん」
「そういうものか?まあ、時間があればな」
いつのまにか列車が来ていた。
「じゃあな。そっちで男作らないでいてくれると嬉しい」
不器用なユウの精一杯の言葉だった。
「はあ…締まらないね、ほんとに。遠距離って連絡取らないでいると自然消滅しちゃうらしいよ。」
「分かった、メールするよ。」
列車が発車する。
「いかがでしたか、この旅路は?」
車掌が訊いてくる。
「うん、よかったよ。改めて自分の気持ちが分かったし。」
「それは良かった。お節介ながら、一つだけ。これは夢の中のことですので、起きたら曖昧になってることが多い。鉄は熱いうちに打てと言いますが、鮮明なうちに行動を起こすことをお勧めいたします」
「分かった、ありがとう。」
列車が到着し、ユウは家へ着く。
とりあえず、帰ってまずやることはーーー
幼馴染みに送るメールを考えないとな。

うーん、まだちょっと詰めたい部分はあるんですけどね。設定とかキャラとかも全然練り込まれてないし。

話的にも伝えたいことが伝え切れてない感じもします。
書き物は高校くらいの時に少しだけやってましたが、最近は読み専で全然してないので感覚を忘れてますね。スマホで書いてるのもあるかもしれません。

こうした方がいいとかこの部分が分かりづらいとか、これは良かったとかありましたら感想お願いします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?