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LOUIS VUITTONが所有するアートギャラリーについて

現在、ルイ・ヴィトンは世界各国6箇所にアートギャラリーを所有しています。その中で最も古いものが東京・表参道に2011年に作られた「エスパス ルイ・ヴィトン東京」です。建築家・青木淳氏がデザインしたルイ・ヴィトン表参道ビル7階にあるアートスペースで、ガラス張りの空間は、訪れる人に、まるで空に浮かんでいるかのような感覚を与えます。そして、最も新しいものが、2021年2月10日にルイ・ヴィトン大阪御堂筋5階にオープンしたばかりの「エスパス ルイ・ヴィトン大阪」です。こちらも、表参道と同じく青木淳によるものです。外観は、菱垣廻船から着想を得ています。かつて海の街であった大阪の歴史からインスピレーションを受けています。その他の世界各国にある「エスパス ルイ・ヴィトン」についてご紹介します。

①エスパス ルイ・ヴィトン ミュンヘン(ドイツ) 2014年〜
アートの新たな視点やキュレーションによる発見を通じて、より幅広いコンテンポラリー・アートの紹介をしています。また国内外のアートシーン、アートの専門家、コレクターや来館者たちの交流を促進しています。

②エスパス ルイ・ヴィトン ヴィネツィア(イタリア)2013年〜
コンテンポラリー・アートとラ・セレニッシマと称されたヴィネティアの芸術的文化遺産の出会いを体験できるスペース。トラディショナルアートとモダンアートの交流をコンセプトに、毎年メゾンの支援を受け修復された有名なヴェネツィアの美術作品とコンテンポラリー・アートを通して、伝統芸術とコンテンポラリーアートの壁を取り払い、そのルーツを振り返り再び結びつけることで、伝統芸術への敬意を示しています。

③エスパス ルイ・ヴィトン北京(中国)2017年〜
北京商務中心区に位置し、広さ800㎡を誇るコンテンポラリーアート専用のエキシビション・スペースです。

④エスパス ルイ・ヴィトン ソウル(韓国)2019年〜
著名なカナダ系アメリカ人建築家フランク・ゲーリーが外観を手掛けたルイ・ヴィトン ソウル メゾンの4階にあります。韓国の古典舞踊「東莱鶴舞」から着想を得たガラス構造で、パリのフォンダシオン ルイ・ヴィトンの外観の帆船を想わせるフォルムになっています。

世界各国にアートギャラリーを持つルイ・ヴィトン。土地柄に合わせたコンセプトも魅力の一つです。

今回の記事は、ルイ・ヴィトン公式HPを参考に書いています。
https://jp.louisvuitton.com/jpn-jp/art/espaces-louis-vuitton#seoul

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