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挨拶は先手必勝と思ってる

挨拶するときに心掛けてること、意識していることってありますか?

私の先手必勝挨拶

CAのお仕事って、会社や勤務パターンにもよるかもしれないですが、クルー編成は毎パターン、いや、毎日、下手すると毎便変わるのです。
似たような勤務パターンのクルーで見知った面々のことも多いのですが、初めましても多々。
1便だけ一緒とか、はたまた違う勤務パターンにぽ~んと放り込まれて、一人として知った顔がないとか。

乗務前のブリーフィングが始まってしまえば、もうチーム力を発揮するしかない状況なので、ゆっくり信頼関係なんて気付いている暇はありません。
なので「挨拶」は最も大事!
もし初めましてのチーフパーサーであれば、勤務前に探し出し、ご挨拶。
下っ端の頃は、ブリーフィングで集まりだしたクルーの中に入っていって率先してご挨拶。
そう、CA社会は体育会系だったのです。

この挨拶一つでその日、またはそこからの数日の仕事のやりやすさが変わってきます(と思ってました)
とりあえず最初の印象で仕事までできないと思われたくないですもん。

これはCA間だけでなく、コックピットクルーとの関係でも大切だと思っていました。
チーフパーサーをすることも多かったので、その日の客室クルーの印象は私の印象で決まってしまうかもと。

便の出発時間の1時間前(便によってもうちょっと前だったりします)に客室部(事務所)で保安とサービスのブリーフィングをCA間で行い、飛行機に乗り込みます。
私たちが乗り込み、準備をしている時にパイロットたちも乗り込んできます。
そこでおしゃべりして、親交を深める・・・なんて余裕はこれっぽちもありません。
私はこの乗り込んできた時の挨拶が、その後の仕事へ影響を与えるものとして捉えてました。

というのもお客様を機内に迎える前に、コックピットと客室のクルーでブリーフィングを行います。
これは運航状況、天気、搭乗客の情報、そして各種客室からの報告事項等。
5分程度で顔と名前を一致させ(覚えられるかは別(笑))、必要事項を伝達、打ち合わせるというもの。
その後は到着するまで、客室とコックピットはインターフォン越し。
顔も見えない中での声だけのコミュニケーション。
いかに、「今日のクルーは信頼できるな、チーフパーサーに客室を安心して任せられるな」と思わせることが、仕事上の、そしていざという時のチーム力に繋がると思うのです。

なので、ボーディングブリッジの向こうからコックピットクルーが来るのが見えたら、「〇〇キャプテン、○○さん、おはようございます。チーフパーサーの玉里惠です。明日の■便までご一緒です」と挨拶をしていました。

なのでほぼほぼ、上空でコミュニケーション取る時には、冗談が言い合えるぐらいになることも多く、なんだったらステイ先でみんなでご飯を食べにお誘いを受ける、なんてこともまぁまぁ多かったです(笑)
「仕事がやりやすかった」と言われた時は心の中でガッツポーズです😆

挨拶の大切さ

めっちゃ私の話が長くなりました💦

第一印象には5つの基本要素があります。

  1. 挨拶

  2. 表情

  3. 身だしなみ

  4. 態度

  5. 言葉遣い

挨拶はコミュニケーションの始まりであり、良好な関係を気付く第一歩と思ってます。
挨拶をするときはぜひ、率先して、明るく元気にしてみてください。

まだ続く挨拶のハナシ。
次回、別のエピソードで🌸


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素敵な写真を、表紙写真に使わせていただきました✨
こんな食べようとして、こんな素敵な笑顔で挨拶されたら、食べられない・・・ので芽を出させて土に埋めよう(いや、茹でちゃってるからムリか・・・)

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