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たわらのおむすび 土鍋に願いを #まいにち土鍋
先日の朝、森にたたずむ観音様に話しかけていたら、ボウっと「白い月」が見えた。寓話みたいなんだけど、そういうことが時々ある。
前置きするが、まったく精神性(信条や信念)はないのに、子どものころから寓話的な日々が多かった。
ちょっと歪んだオーバル型の月で、なにを意味するのだろうね、と友人に話すと「おむすびをつくりましょう、俵型の!」と合意してくれて、さっそく友人宅にある土鍋コッチョリーノで炊飯した。
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4合炊いたところ
その日は特別おいしく炊けたので、これは人間たちもおむすび持って山にのぼりましょう!ということに突然なった。まずは観音様のところにおむすび持って向かったら「そう、それです」という笑顔に変わった。お酒もちょうだいなとおっしゃるのでどうぞと置いてきた。「願いは聞きますよ、ただしわたしばかりに頼らないでね」と、ウィンクみたいな表情をした。
話や願いというものは、自分のことばかりでなく、相手のこともよく聞くこと。そういう暗示だろうな。とにかく世はお互い様なのだな。おちゃめな観音様は、その後、次々と驚かせることをもたらした。
5月29日(日)
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