見出し画像

横浜美術館『トライアローグ』展 ルネ・マグリット《王様の美術館》

横浜美術館『トライアローグ』展に行きました。

今回、とても不思議で
1番長く見つめていた作品。

ルネ・マグリット《王様の美術館》 1966年

わたしはこの絵の前に長くいました。

離れがたい作品。
はなれたくなくなる作品

とても大きな青い人なんです。

目と鼻と口が浮かんでいる。

体の中心には、深い森に囲まれた赤い洋館。



昔の人に見えてきました。

あの人だ。

穏やかな佇まいの、あの人。

静かな古城にたたずむ人よ。

今の
わたしの心を映しているような気もする。

穏やかな佇まいの、わたし。

静かな古城から深い森の赤い洋館を眺めている、わたしよ。


不思議と落ち着く空間。
わたしの心も不思議と落ち着いている。

今、わたしは幸せなのだ。

青い穏やかな人は
今のわたしを映している。

絵の背景は真っ黑で
どこにいるのか分からないけれど、
青い彼をずっとみていました。



☆ルネ・マグリット《王様の美術館》の作品をもとにしたイベントがありました。

この絵からイメージした創作文が3点選ばれ
ダンサーで俳優の森山未來さんが朗読して、即興で踊る
とても素敵なビデオ上映!

創作文のファンタジーがすばらしく、力作揃い。

大好きな森山未來さんの朗読に心ゆだねる。

森山未來さんの舞踊を
横浜美術館の広いスクリーンで、ゆっくり観られた。贅沢なひとときを過ごす。ラッキー。

☆《王様の美術館》の創作文、朗読と舞踊は配信されています。『王様の美術館』で検索してみてください。

森山未來さんの舞踊に魅入って


ずっと美術館にいたら、

すごくお腹が空いてた。


美術館をはなれて、思いを馳せながら

かつ定食屋へ行きました。

でも気分は「ビストロ」。わたしの美術館よ、アデュー


ご飯2杯半、シジミの味噌汁2杯、キャベツ山盛り2皿。美術館のチケットサービスでオレンジジュースもいただきましたわ。おほほほ。

心もお腹も満たされて、外をみると


青い空と青い海。とても広い!

この青はスッキリと晴れやかで気持ちいい。

今日は、美しい青に
恵まれた1日でした。


ともにいてくれて

ありがとう

感謝します


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?