2021年1月11日~2021年1月17日 読書の日々

2021年1月11日(月)

カラマーゾフの兄弟、読了。残り400ページの状態から10日の夜に読み始めて、裁判になってとんでもない展開の連続。そして「有罪」のシーンに、群衆の心理の全てが表れていると思った。すげえよこれ。世界文学の最高峰だけある。

これまで、なんてしょうもない本ばかり読んできたのだろうと後悔するほどの衝撃を受けた。読みもしない本ばかり買って積んで実家に送って。それよりもっと名作を読もうと思った。名作は間違いない。名作は裏切らない。

カラマーゾフの兄弟、最初はなんて読みづらいんだと思ってたんだけど、300ページくらいから世界観や文体にも慣れ、じっとりとした雰囲気がページを捲らせ、最後の400ページはもう夢中だった。最後の400ページがすべて。面白すぎる。しかもあまりに描写がリアルすぎて、作者の体験談だとすら思いながら読んでいた。解説で、この本が小説であることを確信して、まじかーと思った。だって臨場感がすごいし、作者もその場にいたように書いてるじゃない。いやでも世界文学の最高峰ですわ。上巻を読めるかどうかで変わってくるけど。

でも本を読もうっていう気が湧いてきたな。すごいな名作。

10日にNHKでジョン・レノンとオノ・ヨーコの番組やってて、それがすごく良くて。その2人の展示会が六本木でやっているというので行ってきました。

これもすげーよかったなあ。番組がよかったから、「これがあのyesのやつか」とか「これがあの時のベッドか」とか思いながら展示を見てた。番組の力って偉大。物販で3万つかう。

天下一品行こうと思ったら休業していたのでつるとんたんに行く。

ホルモンチゲうどんがめっちゃ美味かったです。3連休、なんだかんだ実りのある時間を過ごせて良き。

2021年1月12日(火)

いやー、会社ですね。辞めたい。

先週、別の本のデザイン入れが終わったと思ったら明日、また別の本の表紙を明日入れなきゃなんないんだぜ。おかしいよ。作業量がおかしい。しかも作業量がおかしいのに「クオリティが低い」って怒られるから、なんやねんっていう。もっと時間があったら練れるっちゅうねん。

家ついていっていいですか? のイノマー回を見る。イノマーというかゴイステド直撃世代で、オリコンの日記も読んでたから、くるものがあった。イノマー、音楽は一回も聴いたことなかったし、ライブも一回も行ったことなかったけど、やっぱり僕の音楽と文学の遍歴にあなたはいたよ。

関ジャムが2020年ベストソングの回。知ってるアーティストばかりだったけど、その素晴らしさを形容することばが多種多様でいい。MUSICAのベストアルバム号、店頭で見かけないまま次の号になってしまった。

2021年1月13日(水)

先週デザイン入れをした表紙が上がってくる。いい感じだと思う。入稿。

別の新刊の表紙、デザイン入れできませんでした。きっつい。怒らないで。

この日、誕生日でした。誕生日感ゼロ。あつ森だけ起動して、住人に誕生日祝ってもらいました。アセロラ、マール、ペーターありがとう。

2021年1月14日(木)

表紙、なんとか書き上げてデザイン入れ。1日遅れ。一日遅れならマシって思っている時点でヤバイ。でも要素が足りないからイラストレーターさんに超特急でイラストを描いてもらう。20日アップ。

2021年1月15日(金)

18日に校了する本の再校読み。いい感じ。最初は喧嘩で始まったけどいいところに着地しそうだ。ここも圧をかけてくるからいまは付き合うのをよしていたい。

2021年1月16日(土)

カラマーゾフの兄弟を読んだ勢いで本を読む。僕と妻の1778話。アメトークかなにかでこれを読んだ人のリアクションがめちゃくちゃ良くて気になっていたんだよなあ。読む。なるほど。なるほどなーーーー。最終話がすべてだな。これは経験しないとわからないわ。

精神科に行く。低いところで安定しています、はい。

2021年1月17日(日)

俵万智の「サラダ記念日」を読む。この味がいいねと君が言ったから七月六日はサラダ記念日 が、単なる詩だと思ってたんです。ところがある日、これが短歌だということに気が付いて、俵万智やべーと思って買ってあったのです。

いい歌集でした。恋愛と短歌は相性がいい。

気疲れしていたのか、16日の13時から17日の13時までほぼ24時間寝た。




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