見出し画像

シンりょうが与えた新たな感情 推しができた日

急に推しというものができてしまった。
朝から草引きをしたり倉庫でDIYをするのが日課になっている私のお供は、YouTubeで芸人のラジオや配信を聴くことである。音楽もいいのだが、人と極端に話す機会が減った今、誰かが会話しているのを聴くと落ち着くのだ。世間に自分が取り残された感覚が和らぐ。また、どんな感情も笑いに変えて発信できる技術は本当に尊敬する。

最初は誰だっか忘れたが、かまいたちさんやニューヨークさん、さらばさん、千原ジュニアさん、見取り図さん、川島明さん、ナイナイさん、中川家さんなどを中心に聴いていた。もちろん今でもみんな聴いており時にはそれ以外の人の話も聴くこともある。

その中の誰かに特別な感情などなく、みんな好きだった。今日までは。今日、私は完全に推しに気づいてしまった。

それは、ニューヨークの屋敷さんだ。

どちらかというと嶋佐さんの方が好きだった。奇天烈なボケとは裏腹な真面目な面とかが好きだったし、ボソッと言う発言がツボだった。屋敷さんは的確なツッコミと空気をよみ場を回す力が凄いと思っていたが、性格ほんとに悪いんだろうなぁ〜と愛をもって思っていた。
それは過去の配信動画を観てもらえると共感してもらえる人はいるだろう。

そんな私は、エレパレ、花鳥風月とニューヨークならでは切り口のドキュメンタリーにハマっていた。その集大成ではないかと思うシンりょうが完結した。正直、庶民の私は配信チケットに1800円を出すのは高いと思っていた。ついこの間我慢できずにピアスの配信チケットを買ったから、悔しいけど今回は諦めた。そのかわりTwitterやYouTubeでライブ後の感想をリサーチしたりして想像を膨らませていた。
そして今日の草引き中、ニューラジオを聴いた。。。悩んだ末に配信チケットを買っていた。

正直、おもしろかった。
買ってよかったと思った。

観終わった後に、ワラバランスさんのYouTubeでのアフタートークを聴いた。もう一度観たくなりもう一回シンりょうを観た。

1回目よりもおもしろかった。

そして、落ちた。

あれ?なに?この感情??

え?私、屋敷さんが好きすぎる。

推しができてしまった。

もちろん、他の演者さんたちも素晴らしく、正直オープニングで泣いた。エンディングでまた泣いた。申し訳ないが私はコアなお笑いファンではないので、24期はもともと誰も知らなかった。だけど、泣いた。

いろんな人のコメントで、ニューヨークだからとか、奥田さんだからとか書いてあって本当にそうだと思う。だが、私の今日生まれた感情は、芸人として尊敬できるとかおもしろいとかではなく、

好き

だった。


*人生で初めての経験をしたから、いつもと違うnoteを書いちゃいました。

この記事が参加している募集

#推しの芸人

4,364件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?