『あなたの会社が90日で儲かる!』という胡散臭い本は、いまでも応用できそう

(2020/07/02更新)

マーケティングの勉強をほそぼそと続けている。マーケティングの定義は正直まだわからないが商品を売る活動全般のことを指していると現状では思っている。

マーケティングを学ぶきっかけとなったのは、とある情報商材で15万円くらいを投資して購入したものだった。当時「自分の情報をお金にしたい」「自分の力でものを売ってみたい」と強い思いを持っていた僕は、ものの見事に商材を買ってしまった。これは内容に期待できないと理性では思いつつも、感情が動かされてしまい、購入という行動をとったことが悔しかった。

マーケティングの原典たる、この本に目を通して改めて感情が大事であることに気づいた。顧客をファネル別にアプローチする手法はいまでは多くの企業が取り入れているが、それの走りとなる考え方も盛り込まれている。

「ファネル」などとわかりづらい言葉ではなく、噛み砕かれた言葉で書かれており、納得感と読みやすさを兼ね備えているように感じた。

取り上げられている題材は、1999年ころの話なのでさすがに古いが2020年にも十分通用するのではないかと思っている。たとえば、僕が実践できる「技術同人誌」という分野でも。

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