ポモドーロで劇的に日々の満足度が上がった話
note公式から連続投稿の挑戦状が届いた。
春は参加したものの、夏はお知らせを見落としており不参加。
また季節が変わり、秋は参加してみようと思う。
テーマをみたところ、2つはパッと構成やこじつけ方(?!)思いついたが残り2つのイメージが全然湧いていなかった。
他の人のnoteをランダムで覗いていたら・・・気になったワードが出てきた。
ポモドーロをご存知だろうか?
トマトソースでつくるパスタのことではない。
イタリアのコンサルタントであるフランチェスコ・シリロ氏が考案した時間管理方法のことを言うそう。紛らわしいので「ポモドーロテクニック」と呼ばれることが一般的だ。
人生の8割くらい(体感)は「時間がない」と思ったり、口に出したりしている。
やりたいこととやらなければいけないことだけならまだしも、やりたくないこと・やらなくていいことも普通に日常に溶け込んでしまっており、仕分けをすることすら億劫。そんなことに時間をかけすぎて本来のやりたいこと・やるべきことがおろそかになっているなと感じることもしばしば。
一方で、時間ができたとしても集中して物事に取り組むことがままならず、「せっかく時間ができたのに何をやっていたんだ?!?!」と怒りの感情のまま眠りにつく日もある。正直悔しい。30年近く人間をやっていて24時間の管理すらできないのかと・・・・。
自分だけで世界はできていないので、他者に良くも悪くも振り回されてしまうことが1日のうちに複数回は発生してしまう。
完璧にコントロールができないからこそ、コントロールできる部分の時間帯の効率を上げていかないといけないなと感じてはいるもののなかなか行動の改善には結びついていなかった。
だからこそ、このポモドーロテクニックはやってみようと素直に思った。
ポモドーロテクニックとは?
勉強や仕事などのタスクを25分ごとに分割して、5分間の休憩をはさみながら進めていく。
最初の方は25分がしっくり来ず、15分に刻んだり30分に伸ばしたりしてみていた。
15分は切り替えが早すぎて忙しなさが増すし、30分は繰り返すにつれて集中力が低下していく。25分がぴったりに感じた。
ポモドーロを知る前の私は
【平日】
・仕事に向かう直前まで寝る日と、朝起きてなんとなく作業する日に分かれている
・仕事終わりはお風呂に入る、なんか作業するかダラダラして寝る
【休日】
・朝起きてなんとなく予定を立てる(これが30分くらい)
・午前中外に出る
・午後は自由時間(ここで作業をすることが多い)
・夕方くらいに焦って家事をし始める
・夜は基本ダラダラ
・寝る前に作業を詰め込む
みたいな書いていて結構ひどいんだけど、これでもだいぶマシな方向に脚色した1日を送っていた。
典型的なリベンジ夜更かしタイプ。
休日を例にとるともっと午後のうちに本気を出していれば・・・家事を朝にやれば・・・そもそも朝起きて予定を立てるのが間違っているのではないか?、時間を極めて軽視した過ごし方を送っていた。
ポモドーロテクニックを始めた今でも完璧には過ごせていない。
けれど、空き時間の過ごし方が格段に変わった。
ポモドーロテクニックを知る前の平日(2024/6/12の例)
7:30 起床
8:30 支度開始(それまではSNSやメールを見たりしている)
9:20 職場へ出発
20:30 帰宅→夕食を食べる(出来合いのものを買ってきていた)
そもあと自由時間(ゲームしたりnote書いたり本読んだりテレビ見たり)
22:30 風呂
23:00 家事をやり始める(洗濯、掃除)
23:50 勉強をする
24:30? 寝る?
結構平均的な過ごし方をピックアップしたけど、ツッコミどころが多いと思う。
朝もうちょっと頑張れよ!自由時間結構あるのに何この過ごし方!風呂上がりに焦るけどマイナス分が精算されていませんよ!
ポモドーロテクニックを取り入れた後の平日(2024/10/18の例)
7:30 起床→タイマーの設定
この日は、もう一度寝る(25分)→カーテンを開けたりトイレに行ったり(5分)→勉強(25分)→顔洗う(5分)→朝ごはんを食べる(25分)→着替え(5分)→歯磨き・顔をつくる・今日1日のやること確認(仕事以外で)
9:20 職場へ出発
20:30 帰宅→タイマーの設定
手を洗い夕食の支度をする(25分)→着替え(5分)→夕ご飯を食べる(25分)→ぼーっとする(5分)→洗濯物をたたむ(25分)→野球情報を見る(30分)→風呂(25分)→作業の準備をする(5分)→note書き溜め(25分)→休憩(5分)→noteネタ検証(25分)→休憩(5分)→勉強(25分)→
休憩(5分)→読書(25分)
24:30 就寝
文章にするとなんだか生き急いでいて大変そうな印象を自分では受けてしまったけど(笑)、タイマーをかけて時間を決めているからこそ、この時間であり遂げるぞ!と集中力が増す。
ちょこちょこやることで個人的には「やりたいこと全部できている!」という感覚を味わえている。
ご飯食べるのと洗濯物をたたむのが一向に早くならないので(笑)この間に溜まっていた録画番組を消化している。
しかもこの頃は野球をやっていたので野球情報を得る時間が発生しているけど、今はないので、勉強にあてることができている。
毎日夕食の支度をしているわけではないのでその時間はダラダラしたり片付けしたり・・・・曜日によって過ごし方を変えるようにしている。
ポモドーロ勉強法のメリット・デメリット
まずはメリットから。
・集中して取り組むことができる
25分という短い時間且つ終わった後の休憩が見えているので集中できることが多い。むしろこの25分集中できないのであれば諦めて寝るか、本当にやりたいことなのか?と問いかけるきっかけにすれば良いと思う。
・時間に対する意識が高まる
先述した例で言うと私は風呂の時間がまちまちで40分かかることもあった。しかし、25分1区切りが染みついた今では「ちょっとオーバーするくらいならもうちょっと短くできないだろうか?」と思うようになり、短期間で25分程度に収めることができるようになった。
私は仕事ではポモドーロテクニックは活用できていない。それでも何か作業していても「これくらいで25分か」と25分に近い数字で仕事量を考えたり、もっと効率よくできないか?と試行錯誤する機会が増えたような気がする。
時間意識が低かった故に大きないい変化が見られたと個人的には感じている。
一方でデメリットも少なからずある。
・5分休憩が仇になる場合も多々ある
5分休憩して次!と切り替えるのは結構難しい。予定が立て込んでいたら気にはならないけど、ちょっと余裕があったり、休憩中に横になってしまうと「あと5分、あと10分・・・」と雪だるま式に休憩時間が嵩み、崩壊することも。
「休憩タイムで異常に休憩しそうだ」と野性の勘が働いたら、1時間気合いを入れて30分休憩・・・くらいで切り替えようとしている。
・長期集中力が低下しているかもしれない・・?
これは個人的な問題だと思いたい。どちらかと言えば私は集中力に猛烈な波がある。集中していれば寝食すら忘れて没頭することもあるし、何をやっても他のことに気が散ってしまうこともある。
ポモドーロテクニックで後者の課題解決はしたけど、前者の部分がちょっと維持できなくなっている気がしてならない。
時間が気になり、寝食を意識してしまうようになった。
以前ほどの爆発的な集中力を発揮する機会がめっぽう減ってしまったように感じる。
メリハリをつけることができるのが、ポモドーロテクニック最大のポイントだと思うようにしよう。
おわりに
検証期間が短く、維持継続ができている!!!!とは言えない段階で記事にしてしまった。
いつかこのnoteを振り返った時に、「始めたてはこんな感じだったなあ、今は余裕ができているよ!」と胸を張って言えることを楽しみにしよう😂
他のnoteクリエイターさんから刺激をいただいて実践してみたのは初。
これからは発信だけではなく、受信もしていきたいと思った。
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