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お仕事実践メモ♯04 パスをしよう!


こんにちは、あるいはこんばんは。皆様。
(愛読している「SPY×FAMILY」より引用。)

今回はお仕事実践♯04 パスをしよう!です。みなさん、パスは得意ですか?

また、今回自分のコアの課題に触れており、とっても長くなってしまいました。それでもよろしければぜひ。

1.仕事での「パス」って?

仕事でのパスの例としては

上司やメンバーに確認する
上司に報告する
データを提出する
誰かに聞く
誰かへ依頼する
何かを申請する
誰かに任せる(仕事を振る)

ツールはメール、打ち合わせ、口頭、電話、チャットツールなど。
みなさんも日々やられている事ですよね。
ひとつひとつは単純な事ですが、私はこれがうまくできない事が多々ありまして、悩みの一つになっております。


参考にさせていただいている「要領がよくないと思い込んでいる人のための仕事術図鑑」にも書いてありました。

「CHAPTER2-1 仕事が溜まってしまう」

サッカーではパスをしながらゴールまでつないでいきます。仕事も同じです。ところが、責任感が強い人は自分でボールを持ち続けてしまう傾向にあります。

として、 

サッカーはチームで一つのボールを扱えば良いですが、仕事は10も20もボールが動きます。それら全部を一手に引き受けるのは無理ですね。なおさら、チーム総出でポールをパス回しする必要があります。

と、書かれています。
ううう…まさにこれをやっていた。足元にボール、10個くらい転がってるぜ。
そんなスポーツは無い。無いんだよ…

スラダンの流川なみにスキル、体力、身体と備わっていれば別にパスをしなくても済むのでしょうが、私は流川ではない。そんな流川ですら、山王戦では花道にパスをしましたね。パスは大事です。(流川って言いたかっただけ)

◾️引用元
F太、小鳥遊
「要領がよくないと思い込んでいる人のための仕事術図鑑」
サンクチュアリ出版  2020年


2. パスができないケースあるある

「分からない事をそのまま抱え込んでしまう。人に聞いたり、振ったりすることできない、または時間がかかる。人に頼るのが苦手」
私のあるあるとしてはこれに尽きます。よくあるケースがこちら。

ケース① 上司からの指示が抽象的で、会議中には理解しきれなかったもの
ケース② やる時間が無いことが既に分かっているもの
ケース③ 自分が担当/やるべきだと認識しているもの


ケース① 
企画資料や報告資料を作成することが多いのですが、詰みまでの流れとしてこんな感じ。

指示が抽象的で分からない(単純に何言っているかわからない)

会議が時間切れで確認出来ず終了

しょうがない。一度自分なりに調べて、考えて、作ってみよう

あれ、わかんないぞ。
スケジュールみたら他の予定とボールもあるし、そもそもやる時間無くない…?

(思考停止)

『あれどうしよ〜』『やっば、忘れてた』『今更時間経ってるから相談しにくい…』

気づいたらどんどん後ろ倒しに…

詰み!

気力と根性でゴリ押し(上司が助けてくれるケース多々あり)

お客さんに商品を納入するといったお仕事に比べると、納期が厳密では無いので、こんなことをしても致命的なミスには至ってないのですが、それに甘えて納期に対する意識がゲロ甘な状態です。
社会人10年オーバーでもお恥ずかしながらこんな人もいるのです。


ケース② やる時間が無いことが既に分かっているもの
ケース③ 自分が担当/やるべきだと認識しているもの

②③はセットになるのですが、自分が担当のものについて、上司や誰かににお願いする、という発想がそもそもなく「抱え込む」一択。企画資料は特にですね。「これお願いできませんか?」の一言を言うことができない。
もともと抱え込む癖があるのと、前職では人不足で頼れる相手がいなかったので10年間かけて強化されてきました。(とはいえ、今になって思うと「助けて」といえば助けてもらえてたかもしれません。言えなかった自分の問題ですね)


相談するにしても、「メールとSkypeどっちが良い?」「どれくらいの温度感でいく?」「誰に聞く?」などなど、聞くまでに30分掛かる事もしばしば。
最悪1週間寝かせる。発酵して別のものになってそうです。

他の人が担当であるものに関しては、相談したり、頼ること(経理の人に請求書の処理を聞く など)は苦ではないので、「自分が担当と認識しているもの」という点がキーみたいです。
(おそらく「恥」の気持ちが絡んでいるのではないかと。菊と刀だね。)


私にとって、この「人に頼る」ことは結構大きな課題でして、つい長くなってしまいましたが、あるあるケースでした。次はようやく実践内容です。
まだまだ書き足りねえだぜ!

3.実践内容

①わからない時はすぐ聞く。ためらわず、すぐSkypeかメール!

嫌われること、馬鹿にされることを恐れるより、仕事を進めることをプライドに持とう。まとめて、余裕持って聞けるに越したことないけどね。できないこともある。やむなし!

ここ1週間くらいは意識して、すぐ確認をするようにしています。
(引き継ぎされた資料が分からない場合、以前は資料を読み切って、分からないことをまとめて質問しようとしていたのですが、最近はちょっと読んで分からなかったら、その時点で分からない事を聞くように変えました。相手からすると「まとめて聞けや!」と思ってると思うのですが、他にも沢山ボールがあるので、それが出来ないのでやむなし。今は進まないよりマシ。)

②資料作成するときは、ボールを投げることを念頭に置いて作る

資料を作りっぱなしにしがち。確認事項を見つけたのに、作ることに全力で確認忘れて力尽きる。確認メモだけ作って終わって、後日「あれ、確認してない?!」となることがある。(概ね、打ち合わせの直前に気づき、確認してないのに「これは確認中です(=相手にボールは投げてるけど、まだ回答もらっていないだけだよアピール)」とさらっと嘘をつく。最低の所業。)

これの要因としては時間配分ミスがあります。「パスする」という意識が薄いので、「誰かに確認する、報告のためのメールを作る」、といった「パスをする時間」が取れていないんですよね。最近はまず「最後はパスをする」意識付けをする所から始めています。
1時間あったら、作成は45分までにして、あとは確認やパス用の時間に充てる、など作業のコントロールができるようにしたいな。

③過集中防止のためにポモドーロ・テクニックを活用する

②の「作成に全力」対策として、20分やったら休憩することで過集中を回避。一回、距離を置いて「次は誰に何のボールを投げるんだっけ」と考える事ができました。

 ポモドーロ・テクニックは良かったらこちらの記事もどうぞ。
(最近は25分ではなく20分で実施しております)


ふう〜つい熱くなってしまいました。
情けない自分をお見せしておりお恥ずかしい限りですが、自分を見つめる良い機会となりました。
「人に頼る」事はスキルだなあ、、としみじみ。
みなさんが普段、意識していること、実践していることがありましたらぜひ教えてくださいませ〜!


ではでは

余談

サッカーの例で改めて考えましたが、チームスポーツってパスの連続ですよね。
私は部活がほぼ個人種目だったので、こう相手と自分、全体の状況を見てパスをするっということをやってこなかったんですよね。(それが苦手なので個人種目を選んだ、という経緯もあり)できたら自分のおかげ、できなかったら自分のせい。
瞬時に状況を読んで、「パスして!」「○○パスお願い!」など、自分の考えや希望を人に伝えるなんて、なんてすごいんだ。改めてチームでスポーツする人ってすごいなあ。スラダン読みたいな(サッカーどこいった)

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