「山田の藤」と芳香ただよう境内の藤棚
山田日吉神社境内に広がる紫色の花のカーテン
熊本県玉名市、山田日吉神社境内にある「山田の藤」の樹齢は二百数十年。枝張りは東西12m、南北10mにもおよび、1m以上にもなる花房があたり一面に芳香を漂わせる。江戸時代(文化年間)に地元の赤松九衛門が献納植栽したものと伝えられている。
鳥居から社殿までの参道両側に藤棚が増設され、花の咲く時期には多くの見物客でにぎわいを見せる。例年、シーズン中には臨時駐車場が設けられ、夜間はライトアップで幻想的な空間に。2020年、2021年はコロナ禍のためライトアップは行われずノボリも並ばなかったが、それでも多くの人が散策に訪れた。
地元有志を中心とする「山田の藤保存会」の皆さんが樹木医や北稜高校園芸科の協力を得ながら行き届いた手入れを行っていることで、毎年きれいな花を咲かせている。
熊本県内最大で天然記念物に指定されている山田の藤
「山田の藤」は、熊本県下で最も著名かつ最大のフジとして知られ、熊本県の自然を記念するものとして、1965年に熊本県指定天然記念物に指定された。
「山田の藤」熊本県指定天然記念物(指定年月日:1965年2月25日)
撮影日:2021年4月10日・4月17日
▶山田日吉神社(熊本県玉名市山田1番地)
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▶玉名の自然、景観、風物詩。
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