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北の大地の入場券を求めてー実際の行程2回目(千歳→千歳→帯広→千歳)

北の大地の入場券86駅全部行ってみたシリーズ。
2本目のトピックは「実際の行程2回目」です。

お題の段階で「?」となる内容に見えますが、
読んでいただくとご理解いただけるかと思います。


2回目の旅程。
計画段階では深夜便で千歳入りして千歳市内か札幌で宿泊。
翌朝からまる2日かけて道央と道東の内側を片付けるイメージ。
ざっと書くと札幌→室蘭本線・根室本線帯広以東・石勝線を中心に
ササッと拾い上げて遠軽・北見・釧路あたりをどうしよう?的な
プランニングでした。6月下旬ぐらいの時点のことでした。

ところが、1回目の行程に入る前にガサゴソ調整をかけていると
どうも深夜便で空港入りした後の公共交通機関が皆無らしいと。
(JRはもとよりなく、肝心のリムジンバスが早じまいしている)

そしてホテルとセットで予約していたレンタカーも
時間を延ばしたところで料金は大して変わらず、
往路の飛行機も結果オーライで同じ日の朝イチに空席発見。
かくして2泊3日フルサイズの旅程が成立した結果、
1泊目のホテルは千歳のまま残して2泊目を限定値下げの帯広へシフト。
新千歳空港→千歳泊→帯広泊→新千歳空港というルートが
完成しました。

それでは、ここからが本題。

8月17日月曜日、千歳エリアの天気は晴れ。
新千歳空港に到着して、レンタカーの手続きを順調に済ませて出発。

今回はまず取扱時間が短いところが多い富良野周辺を先に押さえ、
千歳への帰路に向けて函館本線・千歳線の各駅を拾う経路。
砂川駅の18:30終了に間に合えば、あとはどうにでもなる流れ。

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まずは脇目も振らず道東道を一気に東へ進み、幾寅駅を目指す。
幾寅駅は南富良野町に位置し、無人駅しかない町のため
駅隣接の南ふらの情報プラザか、道の駅南ふらのでの取扱となる。
幾寅駅には13:20頃の到着。

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狩勝峠を越えて富良野駅に到着。
富良野駅着は14:10頃。

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ここから富良野線沿いに北進。
上富良野駅は14:40頃の到着。

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美瑛駅には15時過ぎの到着。

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美瑛からは石狩沼田と赤平のどちらかを攻略する流れだったが、
翌日の動きを踏まえて、遠回りになる方の沼田側を攻める。
石狩沼田駅の営業時間は短いが、近隣のセイコーマートでも取扱がある。
セイコーマート沼田店には16:45頃の到着。
写真は石狩沼田駅のもの。

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再び石狩川を渡り、砂川駅には17:45の到着。
あとは日没までに地道経由でどこまで行けるか。

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美唄駅には18:15の到着。
ここからは橋上駅が中心となるため、駅の滞在時間が長くなる。

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岩見沢駅には18:50の到着。
まだ外は明るい。

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江別駅に着く頃にはさすがに陽も落ちた。
ちょうど送迎の車が錯綜しているところに遭遇。
19:25頃だと無理もないか。

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札幌市街地の脇をかすめるようにショートカットして北広島へ。
北広島駅には20時前の到着。

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恵庭駅には20:30頃の到着。
実はカーナビがエラーを起こしており、少し遠回りに(汗)

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そしてこの日のラスト、千歳駅には21時前に到着。
10月からは取扱時間が20時までと短くなったため、幸運だった。

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この日の釣果は「北の大地」12枚と「北の40」1枚。
上々の成果と言える。

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2日目、8月18日火曜日。道央の天気は概ね晴れ。
この日の最終目的地は帯広。照準に定めている経由地は石北本線の北見駅。
到着時刻によって、どこまで足を延ばすかが判断のしどころ。

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この日のうちに道央と石北本線の各駅は片付けてしまう心づもり。
そのためにはできるだけ早く遠軽・北見の両駅に到達する必要がある。
そこで今回は寄り道ロスが最も大きくなる留萌を先に押さえ、
予定通りいけば昨日スルーした赤平・芦別をカバーする戦略をとる。

目覚めはすこぶるよく、6時に千歳を離れた。
朝食は道央道上にある野幌PAにて軽く済ませる。
留萌駅には8:10頃の到着。

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来た道を戻り、赤平駅には9:20頃の到着。
改めて、でかい駅舎だなあと思う。

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芦別駅には9:45頃の到着。
1日ずれていたら臨時休業で取扱なしだった。

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ここから一気に石北本線方面へ。
上川駅は16時過ぎまでの取扱のため、確実に押さえておきたい。
その奥の遠軽も列車の本数を考えると、取りこぼしは避けたいところ。

上川駅には11:20の到着。少し想定より遅れ気味。

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針路を東に取り、遠軽を目指す。遅くとも13時には着きたい。
結果は12:30の到着で、クルマが良く流れてくれた。

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メンテナンス中だったが対応してくれたので、順調に離脱。
北見へも順調に抜けられるかと思ったら、工事で迂回を強いられる。
北見駅には14時前の到着となって、結局所定の時間になった。

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ここまで来ると、あとはどこまで石北本線沿線を攻めるか。
さすがに網走まで行くと戻るのが大変なので、
その手前の美幌と女満別を片付けにかかる。
この両駅はそれぞれに少しばかりクセがある取扱場所なのである。

美幌駅へは14:35頃の到着。
取扱場所は美幌観光物産協会とあるが、
下調べ段階では実は場所がよくわからず、駅に近いことだけが判明。
着いてみればどうということはない、駅舎に隣接していた。
17時までの取扱であることと、昼間に取扱がない時間がある。

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さらに奥へ入り、女満別駅に15時前に到着。
ここも無人駅ではあるが、駅舎内に併設されている図書館で取扱がある。
取扱時間は20時までと遅めながら、月曜日が休館となるだけでなく、
図書館であるだけあって、整理期間などは長期の休業となる。

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駅前にはポケモンのマンホールが設置されていた。

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あとは一気に道東、根室本線エリアに向かう。
旧池北線に並行するようなイメージで池田駅を目指す。

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自動車道が少しずつ延伸されており、何年か後には通過交通は
かなりそちらにシフトするような気配。
池田駅には17:30頃の到着。暗くなるまでに到着できた。

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この時間になると取扱をしている窓口の駅はほとんどなく、
周辺の根室本線内だと新得と帯広しか残っていない。
帯広は宿泊地となるので、自ずと新得駅を目指すことになる。
新得駅への到着は18:40頃となった。

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ちょうど列車と代行バスが出る時間だったのでそれを見送り、
帯広駅へ戻る。帯広への到着は19:35頃。
ホテルの駐車場にクルマを停め、駅までトコトコ歩く。

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ちょうど駅弁の取扱がまだあったので、夕食は自動的に決まり。
部屋に落ち着いたのは20時を回った頃だった。

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釣果は「北の大地」11枚と「北の40」3枚。
写真は前日のヨンマル富良野駅分を添えて。

3日目、8月19日水曜日。道央の天気は概ね晴れ。
新千歳空港には14時頃には着きたい。
1駅でも多く根室本線エリアの駅を稼ぎたいところだ。

前回の宗谷本線エリア攻略と同様で、こちらも取扱開始時間をにらんだ
スケジュールを検討することになる。
今回の想定で最も奥となるのは白糠。ここが6:30から窓口が開く。
ところがそこまでにある各駅は早くて幕別の6:50、
隣接する音別は8:10と何とも並びがよろしくない……。
唯一豊頃町のセイコーマートが6時開店ということで
7時に開く浦幌駅を間にはさみ、豊頃→浦幌→白糠→音別……と
千鳥型に駅をたどる行路を取る。
あとは気をつけたいのが帰途の途上の占冠駅。12:45までに着かないと
窓口の休憩時間にあたってしまい、取りこぼしてしまう。
そのためには手前の十勝清水駅を11:30には出なければならない。

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帯広発は6:10。窓口取扱開始ギリギリというのも気を揉むので、
少し遅れ気味のイメージで針路を東にとる。

セイコーマートはせがわ豊頃店には6:45頃の到着。
軽食を済ませていたら、写真を撮るのを忘れた。

浦幌駅には7:10頃の到着。

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ここから白糠までは約40kmの道程。
ちょうど通勤客のクルマの波に乗り、少し時間がかかる。
白糠駅には8時過ぎの到着となった。

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ここからはひたすら西進。
音別駅には8:20の到着。合併の関係で釧路市になったが、
間に白糠町をはさむ飛び地となっている。

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幕別駅には9:20頃の到着。

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芽室駅には10:15頃の到着。

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十勝清水駅には10:45頃の到着。
このぶんであれば占冠駅にも余裕で間に合う。

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道東道に乗り、いくつものトンネルを突き抜けて占冠村へ。
占冠駅に着くとクルマが数台、入れ替わりに出て行く。
どうやら同じような目的で訪れていたらしい。11:35頃の到着であった。

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再び道東道に戻り、新夕張駅を目指す。
こちらも取扱時間が短く、15:30となるため旅程に組み込むのが難しい。
到着は正午を回ったところだった。

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新夕張駅からは空港はそう遠くなく、給油を済ませて返却は13時過ぎ。
かなり余裕を持って空港に戻ることができた。

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この日の釣果は「北の大地」9枚。
3日間の合計は「北の大地」32枚、「北の40」5枚。
67/86でほぼ8割の消化となった。
あとは釧路以東と釧網本線沿線、宗谷本線北部が焦点となる。

ご高覧いただき、ありがとうございました。
それでは次回の投稿まで、ごきげんよう。

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