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旅先見聞録(入場券購入編)

北の大地の入場券86駅全部行ってみたシリーズ。
8本目のトピックは現地で見聞した話題について、
「北の大地の入場券」を購入する場合に直結するものをまとめました。

まず、冒頭の写真は函館駅の改札口前のものですが、
函館駅の取扱場所は「みどりの窓口」となっています。

JR北海道の乗車券類を取り扱う場所は大きく分けて2種類。

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「みどりの窓口」と「きっぷうりば」に分かれており、
前者は基本的に平日休日関係なく同じ時間帯に取扱があり、
クレジットカードも概ね利用することができます。
(写真は富良野駅。「みどりの窓口<きっぷうりば>」と掲示があります)

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ただ、根室本線・室蘭本線追分駅(上記)のように休業日がある駅も一部あります。

一方で、後者は場所によって取扱のない曜日や時間帯があり、
一般に休日や土曜日の午後が休業となる傾向があります。
また、道の駅や観光案内所などの場合は、
冬季に営業時間が短縮されたり年末年始が休業となったり、
特定の日に休業日が設定されたりするところもあります。

そのなかで、函館駅は時間帯によって窓口の場所が変わる駅の1つで、
早朝・夜間の一部時間帯は通常の窓口(写真目線における右側)ではなく
改札口横の窓口で対応するようになっています。

「北の大地の入場券」を買い求める人の中には、
窓口ちがいでそれぞれの入場券を求める人もいるようで、場所によっては
時間帯をずらして訪れる必要がある駅も存在することになります。
(実際に券面番号が大きく異なるようですが、確実な情報ではありません)

さらに、「きっぷうりば」の場合は営業時間の途中で
窓口の取扱が休止となる時間帯がある場所もあります。

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例えば日高本線様似駅の場合は、営業時間を8:00~16:30としていますが、
朝と日中の一部に窓口扱いを休止する時間が明示されています。
こういった例はJR北海道の「北の大地の入場券」webページにも
掲載があるので調べておけばよいのですが、
現地に行ってみて初めてわかる例として2つ3つ挙げておきます。

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まず1つは宗谷本線剣淵駅。
ここは無人駅なので駅前の丸八おざわ商店での発売となります。
ここはタイミングによって店舗が開いてない場合がありますが、
その時は道路向かい(写真目線で左側)の新聞営業所をたずねると
対応していただけます。

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もう1つは偶発的なものですが、機材点検や事務作業が優先される場面。
写真は石北本線遠軽駅でのものですが、専門の係員が機材検査中で
窓口が閉まっていたという状況です。
訪れた時間帯は列車が来ない頃合いだったので、これはやむを得ません。
ただ、この時は駅員さんがこちらに気づいてくれたので、
マルス扱いではない商品ということで入場券購入が可能でした。

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最後はレアケースとなりますが、突然臨時休業が判明するパターン。
写真は根室本線芦別駅のきっぷうりばのものですが、
自分の場合はこの休業が翌日のことだったので回避できているものの、
リアルに出くわしてしまうと、単純に出直すしかありません。
取扱場所がそこしかない場合は、特に気をつけたいところですが、
調べようがないところもあるので、こればかりは運次第かもしれません。

ちなみに、休みが特殊な例として石北本線女満別駅を挙げておきます。
ここは駅構内併設の女満別図書館での取扱となるのですが、
図書館の開館時間に依存するため、休業日もそれに準じます。

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写真のように休館日が掲示してありますが、これと同様の情報が
大空町webページの図書館施設関連情報として確認できます。
道の駅なども場所によっては当該場所のwebページで
調べがつくところもあるので、あらかじめ見ておくのもよいかと思います。

次は券面が2枚分ある駅の場合です。
「北の大地の入場券」には裏面の地図の関係で
2枚分の券面が1つにつながったものがいくつかあります。

これについては駅によって対応がいろいろで、
幌延駅のようにきっぷのサイズを具体的に提示しているところや、

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苫小牧駅のように購入時に封筒を渡してくれるところもあります。

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ただし、これは駅によっての独自の対応なので
「◯◯駅はこうだからここでもこうしてくれ」という要望は通りません。
基本はどのように持ち歩くか、整理するかを
持ち主があらかじめ検討しておくことになります。

最後に、しっかり攻略するには準備をしよう!という自分エピソードを。
1つは厚岸駅。厚岸駅と言えば駅前で取扱がある名物駅弁「かきめし」。

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入場券を購入した後に買っていこうと思っていたら、
取扱場所の氏家待合所さんは木曜日が定休日。
攻略ルートを水曜と木曜で入れ替える手もあったのですが、
その場合は営業時間(8:30~14:30)に間に合うかどうかが微妙だったのと、
「ご当地入場券」の時にgetできていたので優先順位が下だった、のが
カギとなっています。
 ※旅程が水曜釧路空港12時半頃到着、木曜釧路空港11時半頃到着だと
  どちらにしろ移動時間がタイトになってしまう、という話

もう1つは列車&バスで行くのがハイレベルすぎる鹿部駅。
鹿部駅のものは道の駅しかべ間歇泉公園での取扱なので、
1回目の攻略時にギリギリの時間ながらも回れるはずと
立ち寄りルートを組んだところ、初期の想定が1日目夕方17:30頃、
翌朝なら朝イチ8:30で他も合わせて動ける計算に。

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ところが現地に行ってみると緊急事態宣言の影響で時短営業になっており、
平日は10:00~15:30の営業と無情なお知らせ。
翌日も平日(水曜)で同様の流れであるため、この時は攻略を断念。
結果として4回目の渡道時でリベンジを果たすことになりました。
(写真はリベンジ時のもの。到着時は雨でしたが購入後に止みました)

今回の投稿は実際に見聞したことのほんの一部ですが、
これから買い回る方にとって、少しでもお役に立てれば嬉しいです。

それでは次回の投稿まで、ごきげんよう。

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