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青空フリーパスを使って日帰り行脚


青春18きっぷが使える期間であっても、要件を満たしていれば相当な使いごたえがある企画乗車券が、JR東海の愛知・岐阜・三重県エリアを中心とした「青空フリーパス」です。

この企画乗車券のありがたいところは下記の4点。
・通用範囲が大きい(東海道本線の二川ー米原間の片道と同額。木曽平沢ー紀伊長島間なら片道で半額未満)
・伊勢鉄道線を含む(快速「みえ」乗車でも追加運賃不要)
・利用日当日でもエリア内のきっぷうりばのある駅で購入可能(一部例外あり。窓口・券売機の営業時間帯に注意)
・在来線特急は特急券のみの追加購入で利用可(青春18きっぷの場合は乗車券も購入する必要あり)
ちなみに発売額は2,640円。これで土曜日曜祝日と12/30~1/3の5日間が利用可能日となっています。

今回は米原から名古屋を経由して亀山まで、亀山から折り返して河原田から伊勢鉄道線を経由して松阪まで利用しました。途中で美濃赤坂まで往復した分も含めると、680+190+1980+330+220+440+330=4,170円で充分モトは取れていることになります。

別の機会のときは、米原→木曽平沢→塩尻→木曽平沢→名古屋→松阪という乗り方もしており、この場合だと乗車券2枚(米原→塩尻・塩尻→松阪(伊勢鉄道線経由))で9,100円かかる運賃が青空フリーパス2,640円+木曽平沢ー塩尻間往復660円の3,300円になるのですからたまらない。
実際にこのルートに乗ったときは塩尻→中津川間のみ特急「しなの」を利用していますが、このときの自由席特急券が1,200円なのでそれでも半額未満となっています。

静岡県側については「休日乗り放題きっぷ」があり、こちらも熱海ー豊橋間の運賃よりも安いおねだんで設定されています。御殿場線や身延線も範囲に入っているため、あらかじめ用意しておけば(※)国府津や甲府から利用することもできます。
※国府津と甲府はどちらもJR東日本の駅として営業しているため、JR東海の企画乗車券を購入することができない

大阪在住の自分ですが、こちらも該当エリア内での旅程で都合がつけば利用することがあるかもしれません。
エリアの広さを存分に活かして、おでかけを楽しみたいところです。

それでは次回の投稿まで、ごきげんよう。

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