見出し画像

少し特別なこだま号指定席

実は知る人ぞ知る、というハナシなのですが。
山陽新幹線の「こだま」には8両編成のN700系とレールスター用の700系、そして500系の3種類が使われています。
形式ごとに座席の配置に違いがあり、N700系は1~3号車が5列席、4・5・7・8号車が4列席、6号車は半分がグリーン席で残りが4列席となっています。レールスター用の700系はグリーン席がなく、8号車の半分が個室になっています。そして500系は6号車だけが4列席で、残りの7両は5列席というふうになっています。

ここでお題にした「少し特別な指定席」が、500系こだま号の6号車になります。前述の通り、1両だけ4列席だというのもあるのですが、他の形式の4列席と異なり、この車両だけグリーン車の座席がほぼそのままセットされているという違いがあるのです。座席の間隔も他の車両より広く、グリーン車の間隔がそのまま活かされているという特徴もあります。

最近の時刻表では、新幹線の使用形式がわかるようになっているので、狙いうちすることも可能です。すべての駅に停まるだけでなく、「のぞみ」や「さくら」などに追い抜かれるため時間がかかる「こだま」号の旅ですが、このようなゆったりとした旅というのもよいかもしれませんね。

それでは次回の投稿まで、ごきげんよう。

サポートをお願いいたします。いただいたサポートはたまなび倶楽部の運営費として活用いたします。