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2023年夏の北海道&東日本パス旅回顧(6日目)

壮絶だった5日目をどうにか無事に投宿先で過ごすことができ、翌6日目は好天で朝を迎えました。

朝駆けで目指した先は石巻線のさらに東となる、女川。

昨日が全くイメージできない女川駅前の朝

女川駅で折り返した列車はちょうど地元の高校生たちの通学列車。車内で聞こえてくるのは、きのう学校に何時までいたか?という話が大部分。昼休みの時点でかなりの雨だったのに授業は普通に5限や6限まであったという話題も耳にしましたが、その時間帯って、文字通りものすごくヤバい荒天ぶりだったはずなので、そこで放り出されるよりはマシだったのでは……と思ったのはここだけのハナシ。

石巻からは昨日乗れなかった仙石線を攻略。始発駅時点では立ち客多数だった仙台行きも、入れ替わりがありながらも少しずつ減っていく。そして多賀城駅に着くと、この列車は仙石線を離れて東北本線に乗り入れます。つまり、乗った列車は仙石東北ラインの快速列車で、本来は昨日乗っているはずだったルートを逆にたどっている状況となります。

出発信号機の「東北」側が進行を示す

東北本線をガッツリ走った次の停車駅は塩釜駅。今日はここから東北本線を1駅だけ北上します。次の駅は松島駅となります。日本三景で有名な松島へは仙石線の松島海岸駅の方がはるかに近いのは知る人ぞ知る案件。

松島駅から徒歩で多賀城駅を目指します

松島駅から改めて仙石線に乗るべく、徒歩で多賀城駅へ向かいます。両駅間は徒歩10~15分ぐらい。列車で動くよりはかなり早く往来できます。

多賀城駅からは普通電車で仙石線あおば通駅へ

仙石線の終点、あおば通駅は仙台駅の西側の地下にある駅。ここからは一気に高さを稼いで仙台駅の新幹線ホームへ急ぐ。

あおば通駅ホームから新幹線ホームまで7分。よくがんばった!

首尾よく予定していた新幹線に乗れたことにより、旅程を1時間以上繰り上げることが可能となるばかりか、福島駅でゆっくりランチを楽しめる時間も獲得。新幹線は持ち出しも大きくなりますが、時間が買えると思えば適宜使える選択肢だと思います。

福島駅では山形新幹線の上り連絡線の追加工事がたけなわ

福島駅ではまず飯坂温泉日帰りきっぷを購入して飯坂電車で1往復。この時間帯は25分に1本来るので、あとから乗る阿武隈急行よりも本数が多い。しかもこちらのほうが接続がグッとよくなるとくれば、先に攻略しておくべし。

飯坂温泉日帰りきっぷ。これで飯坂電車と阿武隈急行の両線が1日乗り放題に

飯坂電車は単線ながらもテンポよく電車が走り、車掌さんも短い駅間のなかで列車の前後をキビキビ移動して気持ちいい。

飯坂温泉駅は滞在時間僅かで折り返し。温泉はまた今度!

福島駅に戻れば、つぎの阿武隈急行の列車まで時間があることから昼メシにそばの定食を啜る。

おそばもミニ天丼も美味しゅうございました

食後は少しばかり駅前を散歩。ちょうどプレバト!のスプレーアート作品の展示もやっていたので見てきました。

福島駅前のプレバト!スプレーアート作品

そして福島駅に戻ると、ちょうどクルーズトレイン「四季島」が入線したところでした。仙台から在来線で来ていたら入れ違いになっていたシーンでした。

四季島がご到着

こちらはそのまま阿武隈急行の列車に乗り込み、北を目指します。途中の梁川駅で乗り換えて槻木へ。福島からは新型の電車でしたが、梁川からは全線開業後に登場した初代の電車でした。

左が初代の電車、右が最新型の電車

槻木からはテンポよく乗継が続き、長町をスタート地点として仙台地下鉄を富沢、泉中央、八木山動物公園、荒井と乗り歩き、仙台駅に戻って空港に向かいました。

スムーズな乗継で早めに空港に向かうことができました

どうにか所定のミッションがこなせたので、トータルでよい旅となったようです。よかったよかった。

それでは次回の投稿まで、ごきげんよう。

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