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Vtuberという文化のおいしい食べ方③~バーチャルライバーってなんだ~

先日はコメダ珈琲店に行ってシロノワールとクリームソーダを頂いてきました。気になる人はTwitterを参照してください。コメダさんはコストパフォーマンスが優れているのでカフェチェーン店の中でも一番好きですね。

今日はVライバーと呼ばれる人たち、今もっとも主流になりつつあるVtuberのジャンルですね。今回はVtuberをよく知らない人向けにVライバーを解説したいと思います。もう知ってるよって人には簡単すぎるかもしれません。

ライバーという言葉

ライバーという言葉は新しい造語です。インターネットで配信を行う人をそう呼ぶようになりました。Vtuber界では「にじさんじライバー」という名前で有名になりました。にじさんじは俗語として「Vtuber」を用い、公式的には「ライバー」という言葉を用いています。

にじさんじは「ライバー」という言葉を用いますが、それ以外の大手事務所は全て「タレント」という言葉で紹介しています。一つは「Vtuber」や「ライバー」という言葉が新しすぎて、外面的に紹介するならば、という理由があるのでしょう。

原始のライバーとは誰を指すのか?

「最初のライバー」というのは難しい問題で、実際に流れを作り出したのはにじさんじであると一概に言い切る事はできません。ホロライブや.LIVEなどもほぼ同時期にライバーをデビューさせており、どこそこの会社が一番最初だ、という事はできないでしょう。

一方で、Live2Dを利用した配信自体はFaceRigとLive2Dモジュールの登場した2015年12月以降活発に行われています。2016年頃ニコニコ生放送ではVOICEROID動画の投稿者たちが顔出し声出しの代わりとしてFaceRigと「ゆかりねっと」を積極的に用いました。アバターを生放送で使う事はVtuberがデビューする前からあったわけです。


Vtuberが3Dでモーションキャプチャーを行う事自体は、みゅみゅ氏によるVRで操作しながらKinectでトラッキングするスタイルが2014年5月頃から確立されており、実際に3Dライブがネットデビューしたのはこの頃でしょう。このみゅみゅ氏に技術は後にバーチャルキャストの技術に発展しました。一方、Vtuberの最近のトラッキングにはVRヘッドを使っていないとは思われます。


現在のVライバーとはこれらの技術の集合体であると言えますね。

現在の主流の流れ

現在はLive2D でデビューさせ、ある程度人気が集まってきたら3Dモデルを発表するという流れがありますね。比較的安価な2D モデルの制作を開始し、そのモデルを発表してからオーディションを行います。そしてデビューさせた時点あるいは活動が軌道に乗った時点から、2D モデルを元に3D モデルの制作を発注する訳です。

この流れはにじさんじの他にも、.LIVE、774ink.、ホロライブなども行っている手法です。企業など資金に限度があり、一定以上成果が上がらないと事業を続けられないような場合に多くみられるようです。

100名以上のライバーを輩出している企業もあり、現在の企業勢Vtuberのうち、上位層を除いてほとんどがこの方式でデビューしています。

配信が流行るわけ

現在Vtuberは9000人いると言われます。そのうちの大半が、配信を主体としたVライバーであると言えます。また2019年11月になってから、動画を主体として活動していた織田信姫さんや斗和キセキさんなども配信にデビューしました。

Youtubeで配信を行う事の利点は、登録者1000人以上から申請できる収益化です。広告などで長期的に収益を得る方法もありますが、短期的であれば、スーパーチャットという配信中に投げ銭を行う機能の方が、稼げるわけです。

またクリエイターからすれば、レスポンスに時間がかかる上に準備にも時間がかかる動画よりも、配信の方が視聴者からの反応を得やすい事があります。配信であればリアルタイムでレスポンスを得る事ができます。

これらの理由から、動画投稿よりも配信の方が好まれるという訳です。

終わりに

Vtuberが現在の形態に至った経緯や配信が多いワケを簡単に解説しました。自分に合ったライバーを見つけるのは大変です。ユニークな配信者がいれば、紹介をしてみたいですね。明日は、Vライバーというクリエイターが生み出しているものについて、一緒に考えたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。終わりに意味深なリンクを貼っておきます。

それでは

インターネットを渡り歩いてまだ6年、色々なカテゴリを楽しみ、「消費者」として生きています。 そんな文化の消費者の毎日思ったことアレコレを書いていきます。雑記。