【読書】どうして楽天はAmazonに勝てないのか~やっぱり破壊的創造くらいの大胆さがないと突き抜けられない~#343
おはようございます、tamamioです(^^)皆さん、オンラインショッピングでは、Amazon派ですか?楽天市場派ですか?
私は楽天銀行×楽天証券ユーザーで、楽天経済圏にどっぷりつかっているのですが、なんだかんだでAmazonを利用することが多いです。だって、便利だから。
今回は、Amazonにあって楽天にないものと、リアル陣取り合戦の解説をしてくれる本と、私の雑感をあれこれ発信します。
1 世界は「陣取り合戦」真っ最中!
本日のおすすめ本はこちらです、ドン!
今世界で繰り広げられている「陣取り合戦」の本質がよくわかる本です。その中で日本はどういう戦略をとり、何を大切にすれば再び世界で存在感を示すことができるのか。
本書では「4つのS」として端的に示しています。そんな風に、内容は充実しているのですが、字が大きく、余白が広い!見た感じは紙面に余裕があるのですが、内容はぎゅっと凝縮されています。
著者の房広治(ふさこうじ)さんは、メンタリストDaiGoさんの「投資の先生」みたいな方で、You Tube等でよく対談されています。房さんの、優しく穏やかな人柄が大好きです!
2 楽天にないものは〇〇目線
さて、タイトルの「Amazonにあって楽天にないもの」ですが、これは私が勤務校に、そして日本社会全体に感じていることです。
「顧客第一目線の有無」ということですね。楽天は以前、「配送料を出店者側に持たせる」という問題があったような。だとすると、顧客目線にも出店者目線にも立っていないということになりそうな気も・・・。
3 顧客第一目線なら、解決策を探るはず
私は小学校教師です。勤務校で以前感じた「悔しさ」を、以下に発信しました。
Amazonのように「顧客第一目線」だとしたら、顧客(=保護者)のニーズに応えて、オンライン朝の会でもオンライン授業でもやるのが当然です。
でもできなかった。結局は「内輪目線」なのです。校長先生も「先生方にこれ以上負担はかけません」と言われました。内心ほっとしたものの、本当にこれでいいの?
4 「ブラック」にならず、win×3の破壊的創造
とはいえ、今のまま「顧客第一目線」に転換されても困るのも事実です。Amazonの「即日・翌日配達」みたいに、顧客の欲求を満たす文化に転換されても、ますますブラック職場に拍車がかかるだけ。
どこかに、顧客(保護者)も満足し、私たちもゆとりをもって働けて、さらに子どもの学力にダイレクトに効く「第三の道」があるはずなのです。
例えば、「ゼロベース思考」で多忙化の原因である行事を全てゼロにしたとして、職員、保護者、子ども、地域の人に「どの行事を残してほしいか」聞いてみる。
そこで残った行事だけをして、その他のエネルギーを授業とICT教育に傾ける。そのくらい、大胆なことができたらなと思います。
破壊的創造。この言葉にワクワクしてしまうのです(^^)
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!『デジタルマネー戦争』ぜひ読んでみてください!未来を創る可能性がある、教師という仕事に就いて本当に良かった!
では、今日も素敵な一日を!
私の創作活動の糧は「読書」です。より多くの書籍を読み、より有益な発信ができるよう、サポートいただけると嬉しいです。