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【子育て】noteで学べる不登校の基礎基本③~登校刺激と不登校「6つの時期」~#537

おはようございます、tamamioです(^^)お子さんをお持ちの皆さん、あと二週間で学年が終わり、いよいよ新学期ですね!

新しい環境は、子どもにとってワクワク楽しみな反面、不安やストレスでもあります。中には、不登校になってしまう子も・・・。

今回は、「今日、学校に行きたくないな」と初めてお子さんが言った時の鉄板対応を発信します。

1 初期の登校しぶりに対して、登校刺激は〇〇るべし!

まずお子さんが、初めて「今日学校行きたくないな~」みたいな言動(=登校しぶり)をした場合。これは、次のように声をかけてみてください。

「できたら学校に行った方がいいよ」という感じで話をします。

『特別支援教育』No14

緩やかに、登校刺激を与えるのです。もちろん、次のことも話します。

「もし学校で、いじめとかすごく辛いことがあるようなら、ハッキリ言ってくれたら無理に学校を進めたりしないから」と伝えます。

同上

何も原因がなければ「学校には行った方がいいよ」という感じで接してください。

実際登校すると「行ってみたら何ともなかった~」という感じなのかもしれません。逆に、あまりに辛そうなら学校に相談したり、登校を見直したりなど、次の手を考えられます。

穏やかな登校刺激は「リトマス紙」と思って、声をかけてみてください。

2 学校に行くことが大切なのでなく

登校刺激について、先に引用した小柳憲司氏は、次のように述べます。

基本的には学校に行った方がいいのですが、学校に行くかどうかよりも、まずは外に出て周囲と関わるということをやってほしいと思います。

同上

外出する用事がなく、ずっと家にいる生活になれば、ほぼ子どもの生活は昼夜逆転します。

そんな生活は心にも体にも良くない。やっぱり定期的に出かける場所・用事が必要で、そのために一番手っ取り早く、コスパがいいのが学校なのです。

なので、次のようなスタンスで臨んでいただくと良いかと思います。

「将来自立するために、外に出て周囲の人と関わった方がいいよ。学校に行くことがその近道になるかもしれないよ」という気持ちで勧めます。

同上

3 不登校の「6つの時期」

前出の小柳氏によると、「不登校の経過にはある程度の共通点」があるそうです。不登校の経過は、以下の6つの時期をたどります。

1 前駆期
2 混乱期
3 休養期
4 回復期
5 助走期
6 復帰期

『特別支援教育』No13

今回取り上げた「登校刺激を与える時期」は1の前駆期で、この時期ー特に初期にはー登校刺激を与えたほうが良く、

逆に物わかり良く「刺激してはいけないから休ませよう」とするのは危険、と小柳氏は述べます。

お子さんが「学校に行きたくない」と言い出すのは、保護者として心配で、気が気ではないと思います。

その時に、「どう対応するのがベターなのか」「どういう経過をたどるのか」を知っておくと、多少落ち着いて対処できると思います。

この発信が、その一助になればと思います(^^)

今回は、以下の発信の続編になっていますので、よかったらこちらも。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!では、今日も素敵な一日を!

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