(補完記事)ローカル構築済みanimatediff-cli-prompt-travel環境でEasyPromptAnimeのバッチファイルを使用する
なにこれ
以前投稿した記事の補完記事です。
どの記事かというとこれですね。
この記事を書いて数日で案の定Colab環境を一発で構築するスクリプトが提供されたのですが、10月の現時点では短手番でローカルインストールできるように進化しており、ぶっちゃけちょっと使ってみたいだけなら元記事の手番を取る必要はなくなりました。
新規で導入する、多少重複になっても指定フォルダ配下で自動導入されればいい方はZuntan03氏のこちらを使いましょう。Readme内に導入向けの記事へのリンクもあるはずなのでなんとかなるはず。
つまるところこの記事は、「構築済みのPromptTravelローカル環境を使いつつ、できれば上記リポジトリのバッチファイルを使った生成指示は相乗りしたい」という私のような中途半端ズボラ人間向けの補完記事です。
環境整備
準備~animatediff-cli-prompt-travelの導入先確認
結論から先回りすると、Zuntan03氏作のバッチファイルをanimatediff-cli-prompt-travelのフォルダと同じ階層に格納すれば動きます。
というとざっくり過ぎるので例示入りで準備について説明します。
「H:¥Tools¥animatediff-cli-prompt-travel」というパスでローカル環境を構築済みだったとします。その場合、Zuntan03氏のリポジトリから持ってきたバッチファイルは「H:¥Tools」に配置しましょう。
また一部未導入モジュールの導入にもZuntan03氏の資産を活用します。
リポジトリの「src」フォルダをコピーしてしまいましょう。
「H:¥Tools¥src」のようなパスになるはずです。
RIFEの導入
fps補完して動画をヌルヌルさせるやつです。
コピーしてきた「H:¥Tools¥src」フォルダ内にある「Setup-ECCV2022-RIFE.bat」を実行しましょう。
正しく動けば「H:¥Tools」配下に「ECCV2022-RIFE」フォルダが出来ているはずです。
ffmpegの導入
こちらも未導入なら必要です。
コピーしてきた「H:¥Tools¥src」フォルダ内にある「Setup-ffmpeg-master-latest-win64-gpl.bat」を実行しましょう。
正しく動けばいろいろ関連ツールが解凍されます。
バッチファイル経由での実行
既にローカル環境構築済みであれば、動かした実績のあるjsonファイルがあると思います。これをZuntan03氏の読込方式に合わせた名前にリネームします。例えば以下のような形になります。
test-L128-C16-W512-H768.json
リネーム出来たら、「H:¥Tools」に配置しておいた「Generate.bat」にドラッグ&ドロップすれば動くはずです。
終わりに
こんな記事を書いておいてアレですが、イレギュラーなことをすると更新時等の手間が増えるので基本的には素の状態で動かすのがトライ&エラーするうえでもいいと思います。
その上で、「それはそれとして既存環境でも動かしたい」と思った方はまあご参考になれば幸いです。
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