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渡航体験記*グアムから日本へ帰国。2021年12月末

あくまでも、私が経験した時点での状況ですが、最新の体験談を見たいという方へ少しでも参考になればと思い記録として残します。

グアムにて

グアム滞在中に、日本入国の規制が強化され、帰国日に自宅に帰れる予定がホテル隔離3日間に変更となる。
冬服は、帰国日用のものしか持っていない。寒さを覚悟しなければ。。。

日本入国へは、72時間以内に受けたPCR検査の陰性証明書が必要ということで、フライトの2日前の午前中にクリニックへ。
グアムは「フリーPCRプログラム」というものを実施していて、旅行者の帰国のための必要なPCR検査にかかる費用を負担してくれているため、ありがたいことに費用は掛からなかった。
詳しくはグアム政府のホームページを見ると見つけられる。
ただ、予約のしかた。
ウェブサイト上での案内通り、予約フォームを使って申請。
→当日まで連絡来ず。
…あれ?連絡来るはずよね?と、彼に電話してもらう。
長~い自動音声案内、待機音楽を聞いた後に、スタッフさんと通話。
「サイトで予約したはずですが…」と連絡したところ、
いつの予約か、フライトはいつか、などを確認した後、
今から来てくれれば大丈夫だよ~。検査しますよ~。とのことで、ワタワタとホテルを出る準備。
ウェブサイトはあてにならん!と彼があきれる様子を見つつも、学びになったね~と笑い話に。

病院によって、予約がいっぱいで直近は無理。みたいな病院もあったので、予約するには余裕をもって、電話するのがベター。
そして、電話予約の際には受けてくれたスタッフさんの名前をメモしておくのを忘れずに。何かあったら、いつ誰と話したと言えるからね。

プログラムに参加しているFHPという場所へ。
11時頃に受付後、車で待機。
数分後に電話がかかってきて、検査を受けるためのドライブスルースポット的な場所へ。
名前、生年月日などを確認後、検査。

受付時に「日本の規定のフォーマットは?もしあるなら、持ってきてもらう必要がありますよ」と言われたが、検査時の看護師さんに「日本のフォーマットで出すから準備しなくて大丈夫です」と言われて安心。
同じ病院内でも、情報が違っている場合があるんだなと、、、学び。

結果・書類を用意でき次第連絡します。とのことで退散。
翌日、お昼過ぎまで連絡が無かったため、電話してみるもつながらず。
試しに行ってみようと、病院に着いて聞いてみると、ファイリングボックスをガサゴソ。
「はい、これですね」と名前と生年月日を確認。
わ!なんて完璧なタイミング!とテンションが上がる。
行ってみようという彼の機転に大感謝。
向こうからの連絡は期待しない。行動あるのみ。ということですね。

グアム国際空港

フライト当日、チェックインの際には改めてスタッフさんと一緒に書類確認。
日本入国のためには、陰性証明書、アプリのダウンロードなどが必要で、それも全てチェックしてくれた。
出国審査はする~っと完了。
免税店は通常通りかな?というくらいにオープンしていた。

そして、出国手続きが終わり、そろそろ搭乗時間という時に気がつく。
…あれ、ダウンジャケットが無い。
彼の車に置き忘れてしまった。買ったばかりのダウンジャケット、しばらく年中常夏のグアムでステイすることに。
ただ、私は冬用ジャケット無しで東北へ…?
と思った瞬間に思い出した。
帰国の前日、奇跡的にモコモコのパーカーを買っていた。
彼の母からもらったギフトカードを利用するため、彼と二人でほろ酔いショッピング。そのときに彼が仙台は冬だからなんか買っておきなよ~と進めてくれたものだった。
私がジャケットを忘れることを予見していたのだろうか、、すごい。
とにもかくにも彼の母と彼に感謝…!

機内

税関申告書のほかに、宣誓書、健康チェックのための用紙を渡される。
前回から学んだぞ!といわんばかりに、意気揚々と手持ちのバッグからペンを取り出して書き始める。

成田空港へ着陸完了。ここから、通常時と大きく異なっていた。
「日本に滞在する方を優先に案内します。乗り継ぎの方はまだ降りずに日本滞在の方を降ろすようご協力ください。」とのアナウンス。
私は聞き逃していて、隣に座っていた男の子に「あなた滞在するよね?先に降りるみたいだよ」と教えてもらう。ありがとう、バーガーキングボーイ。(バーガーキングの紙冠を被って、バーガーキングを食べていたから)

成田国際空港

15:47 日本着陸
16:00 日本滞在の方優先に降機の案内。椅子が並んだ通路に案内される。
16:47 検査受付開始。(質問票確認→だ液検査→宣誓書確認→アプリダウンロード確認→アプリの使い方説明→政府のウェブサイトで回答した結果のQRコード提示)
17:27 最終チェック、待機席の案内
19:38 おにぎりが配られる
19:46 番号が呼ばれ、入国審査へ。(入国審査→荷物受け取り→税関)
20:05 到着ゲート出口着。
20:15 シャトルバスへ近い出口まで移動
20:41 バスへ乗り込み
20:59 ホテル着(家族やカップル、ペアが案内優先)
21:10 ホテルの部屋着

※この日、バスと宿泊施設の調整に時間がかかっているとのアナウンスがあり、おそらく他の日よりも時間がかかったのではないかと思われる。

日本着陸から約5時間。こんなに多くの工程と人が関わっているとは。
そして、良くも悪くも日本の"きっちりさ"を見た気がした。

ホテル

1日の流れはこんな感じ。
6:50頃 検体に関するアナウンス(その日にホテル退去の人がいる場合)
7:00~ 検体回収(その日にホテル退去の場合)
7:50頃 朝食配膳と健康チェックのリマインドのアナウンス
※毎日8:00頃に、健康観察チャットへ回答
※MySOSの健康状態報告にも回答
8:40頃 朝食配膳完了、扉開けて取ってOKのアナウンス
10:50頃 昼食配膳のアナウンス
11:40頃 昼食配膳完了、扉開けて取ってOKのアナウンス
16:50頃 夕食配膳のアナウンス
17:40頃 夕食配膳完了、扉開けて取ってOKのアナウンス

※MySOSアプリでの現在地報告の依頼が来る時間、ビデオ通話の時間は、決まっていないっぽい。毎日バラバラ。
現在地報告:1日2回程度
ビデオ通話:1日2回程度

ホテル隔離最終日

予定では16時頃のシャトルバスで空港へ戻ることになっている。
14:39 ホテルの部屋の電話にて、陰性連絡と荷物を全て持って1階に降りてくるよう指示を受ける。ルームキーと体温計を返却、名前を確認し自主隔離期間の確認。
14:49 シャトルバスへ乗り込み
14:53 第2ターミナル到着
15:06 第1ターミナル到着
→自家用車で自宅へ。

最終日、早ければ予定よりだいぶ早く退去可能になる。朝のうちに荷物をまとめておいたおかげで、電話が来てすぐに部屋を出ることができた。

自主隔離期間

自宅での自主隔離期間。この記事を書いている現時点でも自主隔離期間中。
東北は、やっぱり寒いな。
高速を走っていると、車の中にいても徐々に東北の空気になっていくのを感じる。
これぞ東北の冬。という雪道を覚悟していたけれど、全然降っていない。積もっていない。あれ?…ラッキー!
と思ったら、宮城に入って局所的な降雪。おかえり~と言ってくれているのかしら。と良いように解釈して帰宅。

自宅に着いて最初にやることは、MySOSの「待機場所登録」
これで、ホテルの住所から自宅の住所へ切り替えができる。

自主隔離期間となり健康観察チャットへの回答は不要になったものの、
MySOSでの健康状態報告、現在地報告2回、ビデオ通話2回は変わらない。
計14日間。
これで何もなければ、自主隔離期間終了。

隔離期間、ストレスがたまるのではないかと心配する声もあったけれど、
今のところ充実している。
食料もある。自宅から仕事もできる。運動もいつも自宅でしているので問題なし。
強いていうなれば、人と直接話す機会が無いことくらいだけれども。
いろんな人のPodcastを聞いているからか、そんなに苦痛に感じてはいないな~という感じ。
あと約10日間残っているけれども、自分のために使える時間だと思うとなんて贅沢なんだろうと思う。
有意義に使うために、まずはノートへの書き込みからしていこうかな。

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