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まとめノート(刑事訴訟法)

こんにちは、たまっち先生です。

今回は、まとめノート(刑事訴訟法)をご紹介したいと思います。

1 刑事訴訟法とは

刑事訴訟法は、国家刑罰権を発動すべきか否かを判断する裁判、その裁判により確定した内容の執行と裁判のための準備として行われる捜査に関する手続を規定した法律です。

刑法はどのような行為についてどのようは犯罪が成立するのか、その成立した犯罪に対してどのような刑罰が科せられるかを定めたものであるのに対して、刑事訴訟法は刑法を現実の行為に対して適用するための手続がどうなっているのかという部分を定めた法律と整理することができます。

2 出題傾向

刑事訴訟法は大きく捜査法、証拠法、公判に分けられ、司法試験では捜査法から1問、証拠法から1問が出題されることが多い傾向にあります。
他方で、予備試験では捜査法、証拠法のいずれかから1題が出題されることが多く、例えば、平成30年司法試験の問題では、設問1では強制処分と任意処分の区別(捜査法)、設問2では伝聞証拠(証拠法)が問われています(https://www.moj.go.jp/content/001258874.pdf)。


3 刑事訴訟法は得点源にしやすい

公法系や民事系とは異なり、刑事系科目は刑事ドラマ、ニュース、アニメ等を通してイメージがつきやすいためか、刑事系科目を得点源としている受験生は多い印象です。また、得点のとりやすさという観点から言っても、比較的少ない勉強時間で高得点をとれる可能性が高い科目だと思います。

特に、社会人受験生のように学生ほど勉強時間をとることは難しいけれども短期間で合格したいという方には刑事訴訟法で高い評価を獲得することは必須になってくるでしょう。


4 「事実の評価」の高いスキルが求められる

上記のように刑事訴訟法は法律科目の中では比較的イメージがつきやすく、勉強しやすい科目ですが、他方で、得意不得意が分かれやすい科目であるという特徴があります。なぜなら、刑事訴訟法は事実の評価というスキルが高く求められるからです。
「事実の評価」の力は過去問演習を通じて養われるものです。受験生の多くはインプットに重きを置きがちですが、刑事系科目は「事実の評価」の出来不出来で合否が分かれることが多いため、一通りインプットが完了したら、早いうちに演習書や過去問を通じて論文演習を開始しましょう。
「事実の評価」の出来不出来は自分では確認できないことも多いため、合格者からの添削を受けることが重要です(添削を受ける余裕がない、まだ自分には必要ではないという方は受験生同士で答案を見せ合うということも効果的ですのでお試しください。)。
司法試験・予備試験の個別指導ならbe a lawyer(ビーアロイヤー)ではプロ講師による過去問添削、個別指導を承っておりますので、ご検討ください。

また、「事実の評価」のポイントの詳細については、下記記事をご参照ください。


5 刑事訴訟法のおすすめ教材

刑事訴訟法のおすすめの基本書は、王道ですが「基本刑事訴訟法Ⅰ 手続理解編」、「基本刑事訴訟法Ⅱ 論点理解編」になります。
基本シリーズは他の基本書に比べて非常に読みやすいため刑事訴訟法を初めて勉強するという方にも手にとりやすく、かつ、司法試験合格(ゴール)まで使うことができることが非常に推している点です。

予備校のテキストのみで勉強している、という方はぜひ基本シリーズのご購入を検討してみてください。


刑事訴訟法のおすすめ演習書は、こちらも超王道の「事例演習刑事訴訟法」一択です。

最新の判例・学説の理解を前提に、刑事訴訟法の論点を網羅的に学習することができます。著者の古江先生は検察官のご出身であり、実務家の視点から丁寧な解説をしてくれているところが本書の特徴です。
本書では基本書でインプットした知識をどのように答案にアウトプットすれば良いかという手の届きづらい部分を学習することができます。


6 be a lawyer作成のまとめノート

be a lawyer(ビーアロイヤー)では、まとめノートを作成しております。

各論点の論証はもちろん、重要判例を踏まえた各論点の解説を行っているため、論証集だけでは物足りないという方、刑事訴訟法全体の基礎的知識を養いたい方におすすめです。

下記にまとめノートのサンプルを掲載します。

まとめノートは、本日より1週間限定で2,980円(通常価格3,980円)にて販売します。
その他のまとめノートも本日より1週間限定で1,000オフのセールを実施いたしますので、この機会にぜひご利用ください。


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